第9回ラミィキューブ世界選手権、斎藤王様氏優勝
11月7~10日、ドイツ・ベルリンにて第9回ラミィキューブ世界選手権が開催され、日本代表の斎藤王様氏(ハンドルネーム)が優勝を果たした。日本代表が優勝するのは4大会ぶり3回目。
ラミィキューブ世界選手権は1991年のイスラエル大会以来3年に1度行われており、第1回と第5回共に日本代表の桑原正人氏が優勝している。その桑原氏も参加して9月13日に行われた日本選手権。優勝は大矢氏、準優勝は桑原氏となったが、日本代表は両者が出場辞退したため3位の斎藤氏が繰り上げ当選となった。
世界選手権はベルリン市内のリッツ・カールトンホテルで行われ、32カ国の代表が参加。予選で6勝をあげたオランダと、5勝のスロヴァキア、日本、韓国が決勝に進出。決勝で斎藤氏が見事優勝を獲得した。賞金は7,452ユーロ(約98万円)。
Final standings ;1. O-sama Saito – Japan2. Seunghyun Park – South Korea3. Filipa Donaldson – Slovakia4. Peter Mentzij – Holland
Posted by World Rummikub Championships – WRC on 2015年11月9日
クラウドファンディングで、うつ病研修カードゲームプロジェクト
国内クラウドファンディング「READYFOR?」にて、うつ病研修用のカードゲーム『ウツ会議』を使った会議の開催プロジェクトが行われている。10,000円以上の出資で、2016年3月初旬に都内近郊で行われる研修「ウツ会議100人大会」に参加できる。12月12日まで。
「ウツ会議100人大会」は、うつ病患者周辺の人が問題を理解し、対処できるようになるためのカードゲーム研修。元うつ病患者・臨床心理士・ゲーム愛好家のコラボレーションによって開発された『ウツ会議』をプレイして、うつ病患者をフォロー・サポートする手立てを考える。
『ウツ会議』は4~6人でプレイするカードゲーム。各プレイヤーが当事者、医者、カウンセラー、上司、人事担当、バーのマスターといった役になり、症状カードを立体的に積み上げた「ストレスタワー」を協力してなくしていく。
当事者やストレスの高い人がプレイしないよう、プレイ前にストレスチェックが必要で、そのため一般発売は行わない。11月22日のゲームマーケット2015秋にて、ゲームフィJAPAN(ブース番号A44)で展示される。
娯楽の枠を超えたゲームフィケーション(課題の解決に、ゲームデザインの技術やメカニズムを利用する活動)のひとつとして注目される。
・READYFOR?:メンタルヘルスを楽しく学べるゲーム研修”ウツ会議”を広めたい!