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沈むか沈まないかは紙一重『ぶくぶく』日本語版、11月12日発売

アークライトは11月12日、S.ドラの名作カードゲーム『ぶくぶく(Land unter)』日本語版を発売する。デザイン・S.ドラ、イラスト・O.フロイデンライヒ、3〜5人用、10歳以上、30分、1800円(税別)。
オリジナルは『森のカッコウ(Zum Kuckuck!)』というタイトルで1997年にFXシュミット社(ドイツ)から発売された作品。2001年にベルリナー・シュピールカルテン社(ドイツ)が現在のタイトルでテーマを変えてリメイクし、ドイツ年間ゲーム大賞の推薦リスト、アラカルトカードゲーム賞3位を受賞。その後今日まで7ヶ国語で発売され、日本ボードゲーム大賞、オランダゲーム賞にノミネートされている。日本語版になるのは初めて。
潮が満ち引きする中、羊飼いとして、手札をうまくプレイして高潮から羊を守るゲーム。高潮を回避できないと、ぶくぶく! 沈没して浮き輪を失ってしまう。最後まで残った浮き輪の数だけ得点し、その得点を競う。
手番には1~60のカードを一斉に出し、一番大きいカードを出した人と、二番目に大きいカードを出した人が場の沈没カードを受け取る。二番目に大きいカードを出した人の方が、より強い沈没カードをとらなければいけないことになっているため、心理戦と共に、意外なカードで安全だったり、逆に喰らったりするドラマが楽しめる。
play:game評価コメントリスト:ブクブク

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第11回カルカソンヌ世界選手権、月形祐輔氏7位

10月16日、ドイツのエッセンで行われた「シュピール」にて、第11回カルカソンヌ世界選手権が開催され、日本代表の月形祐輔氏が7位になった。
世界34カ国(昨年比+3)の代表と、昨年のチャンピオンが参加。日本からは今年の日本選手権優勝者である月形祐輔氏が参加した。日本選手権と同様に2人対戦で予選を6ゲーム行い、勝ち数で上位4人が準決勝に進出するレギュレーションである。
カルカソンヌデザインの着物姿をまとったメビウスママさんたちの応援のもと、前半は決勝圏内に入る善戦を見せた月形氏だったが、4勝2敗で惜しくも決勝進出を逃し、7位となった。
予選を通過したのはロシア、スロヴァキア、ギリシャ、ベルギー代表という顔ぶれ。ギリシャのP.リツァルドプロス氏は第8回、第10回で優勝した実力者で、ベルギー代表を破って決勝に進出したが、接戦の末、ロシア代表のV.コヴァレフ氏が終盤に突き放して優勝を勝ち取った。
Spielezentrum Herne:11th Carcassonne World Championships