『バロニィ:ソーサリー』多言語版、12月上旬発売
ホビージャパンは12月上旬、フランスの陣取りゲーム『バロニィ(Barony)』の拡張セット『ソーサリー(Sorcery)』の日本語を含む多言語版を発売する。デザイン・M.アンドレ、イラスト・I.ポマ、2~5人用、10歳以上、45分、3800円(税別)。プレイするためには『バロニィ』本体が必要となる。
『バロニィ』は昨年9月に日本語版が発売されたマタゴー社(フランス)の陣取りゲーム。『宝石の煌き』のM.アンドレがデザインしたゲームとして話題となった。
この拡張セットでは新たな要素として「魔法」が追加される。6つ目のアクションで呪文の詠唱ができるようになった。ゲームを変化させる一手を打つことができるが、呪文を詠唱するにはマナを集めなければならない。
そのほか、5人目のプレイヤー用具一式が入り、4人までだった『バロニィ』を5人でプレイできるようになる。
内容物 地域タイル9枚、資源トークン20枚、魔力トークン30枚、支配トークン5枚、呪文カード9枚、5人目のプレイヤー用内容物一式(騎士コマ、都市コマ、要塞コマ、村コマ、得点マーカー、リファレンスシート)、ルールシート
コードネーム:ドイツゲーム賞2016
シュピール’16でフロステッドゲームズ(ドイツ)から発売された『ドイツゲーム賞2016ミニ拡張セット(Deutsche Spielepreis 2016 Goodie-Box)』は、『モンバサ』『コードネーム』『タイムストーリーズ』『スカイアイランド』の拡張セットが入っている。この中から『コードネーム』の拡張セットをプレイした。
『コードネーム』のミニ拡張は、表が傑作・定番ゲームのゲーム名、裏がそのデザイナー名になっている。デザイナー名で『コードネーム』をするのは相当のマニアでないと厳しそうだ。今回はゲーム名のほうを使ってみた。
ヒントは「ワーカープレイスメント」「砂漠」などのシステム・テーマに関するものから、「日本語版」「2人でも遊べる」「長方形」、果ては「懐かしい」「○○さん未所有」などのみんなが???なものまで。これらを組み合わせて解答していくのはなかなか盛り上がる。カード数があまり多くなくて2ゲーム完全入れ替えできないくらいだったが、適度に織り交ぜれば、あとは並び方がカードで変わるので何度でも楽しめる。