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核戦争後の世界を生き延びろ!『アウトリブ』日本語版、8月26日発売

アークライトは8月26日、『アウトリブ(Outlive)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・G.オリバー、イラスト・M.コワンブラ、2~4人用、14歳以上、25~100分、6500円(税別)。
ラ・ボワット・ドゥ・ジュ社(フランス)が今年、キックスターターで41万ドル(約4600万円)を集めて製品化した作品。同社の製品の日本語版は、『10ミニッツ・トゥ・キル』に続いて2タイトル目。
最後の水源を巡る核戦争によって破壊された世界が舞台。生存者は推定3万人でなおも減少している中、4個のクランを形成し、地下シェルターで生存競争を繰り広げる。世界中を移動して優れた生存者を集めている集団「コンボイ」に見い出されることが最後の望み。この集団に選ばれると、海中に隠された人類最後の都市に移住できる。
メインシステムはワーカープレイスメントで、英雄を移動させて資源を集め、夜には地下シェルターを拡張して新しい生存者を集める。特別な点は、手下の強さによって移動や集められる資源が変わるところ。それぞれ異なる強さの手下をどこに配置するかで、戦略性とインタラクションが生まれる。
コンボイ到着までの6日間を耐え抜き、選ばれしクランになれるだろうか?
内容物:
ゲーム盤1枚、コンボイボード1枚、シェルターボード4枚、英雄コマ16個、放射能マーカー4個、カード類16枚(※カードサイズ:63×88mm)、トークン類312枚、タイル類128枚
ルール説明書1冊
アウトリブ日本語版(コンポーネント)

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プランBゲームズ、エッガートシュピーレを合併

プランBゲームズ(カナダ)のドイツ支社が、ハンブルクの出版社エッガートシュピーレを合併したことが、シュピールボックスの報道で判明した。『村の人生』や『キャメルアップ』などの作品は、今後プランBゲームズのレーベルで販売される。
プランBゲームズのドイツ支社はシュトゥットガルトにあるが、エッガートシュピーレのオフィスはハンブルクに留まり、P.エッガート社長はあと3年間開発に携わるとしている。販売は当面、ペガサスシュピーレと提携して行うが、その後は不透明となっている。
プランBゲームズは、F2ZエンターテインメントのCEOだったS.グラーヴェル氏が同社のアスモデグループ合併後、スタッフを引き連れて昨年秋に独立した会社。『ジャンクアート』をリリースしたプレッツェルゲームズのレーベルも所有している。第一作『センチュリー:スパイスロード』をリリースし注目されているほか、今後『パンデミック』のM.リーコックや、『ウボンゴ』のG.レヒトマンの作品を予定している。『センチュリー:スパイスロード』のドイツ語版はアバクスシュピーレ、日本語版はアークライトが制作している。
アスモデグループは欧米市場で急速に勢力を拡大しているが、ドイツ国内の出版社の地位を揺るがすまでには至っていない。そこでアスモデグループから独立したプランBゲームズがその一角を合併したことで、勢力図にどのような変化が起こるかが注目される。
Spielbox: Plan B übernimmt eggertspiele / Plan B acquires eggertspiele