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『チケット・トゥ・ライド:北欧の国々』日本語版、11月上旬発売

ホビージャパンは11月上旬、鉄道旅行ゲームのシリーズ作品『チケット・トゥ・ライド:北欧の国々(Ticket to Ride: Nordic Countries)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・A.R.ムーン、イラスト・C.ドージン&J.デルヴァル、2~3人用、8歳以上、30~60分、6000円(税別)。拡張セットではなく、単独でプレイ可能。
オリジナルは2007年に発売された。スタンドアローンの『チケット・トゥ・ライド』シリーズとしてはドイツ年間ゲーム大賞を受賞したアメリカ(2004年)、ヨーロッパ(2005年)、メルクリン(2006年)に続いて4作目の作品である。
コペンハーゲン、オスロ、ヘルシンキ、ストックホルムなどの北欧の大都市をめぐる鉄道の旅が始まる。ラウマ鉄道に乗って、ノルウェーの美しいフィヨルドや、壮大な山の景色を楽しもう。バルト海に面したあわただしいスウェーデンの港、かつてバイキングたちが歩いたデンマークの地域、北極圏内の白夜の地域が待っている。
プレイヤーはいろいろな種類の列車カードを集め、トンネルを抜けたり、フェリーに乗船したりして、北欧の国々を巡る。2人または3人プレイ専用にデザインされているのが特徴で、家族からゲーム愛好家まで楽しく遊ぶことができる。
内容物:ゲームボード(スカンジナビアの鉄道マップ)1枚、列車コマ120個、 列車カード110枚、行き先チケットカード46枚、ボーナスカード1枚、木製スコアマーカー3個ほか

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書籍『ボードゲーム・ストリート2017』10月30日発売

新紀元社は30日、過去1年間の注目ボードゲームを振り返るレビュー誌『ボードゲーム・ストリート2017』を発売する。安田均&グループSNE著、B5版80ページ、1800円(税別)。
アナログゲーム専門誌『Role&Roll』連載のボード/カードゲームコーナー「ボードゲーム・ジャンクション」からピックアップし、書下ろしを加えたもの。毎年発刊されており、7冊目を迎える。年鑑として1年間の流れをつかむことができ、資料的価値も高い。
数え切れない新作が発表されている昨今、押えておきたい各賞受賞作や、あまり知られていない傑作、国産オリジナルボードゲームの動向などを紹介。リプレイや座談会も収録され、「この1年がゲーム史上でどのような位置づけとなる年だったのか」を深く掘り下げる。
 安田均氏による全編書き下ろしの「ボードゲーム紹介2016」、『Role&Roll』の連載に書き下ろしを加えた笠井道子氏の「ウニ頭にもできるもん!」と柘植めぐみ氏の「ボードゲーム・リプレイ」、テーマごとに前年を振り返る「日本人がデザインしたボードゲーム」「日本語版が出た海外ボードゲーム」「iOSアプリで遊べるボードゲーム」などの定番コーナーに加え、今回は空前のブームを迎えているボードゲームカフェと脱出ゲームも取り上げる。国内外の動向をこれでチェックしておこう。