東京池袋にプレイスペース併設ショップ「MISTEL」オープン
東京・池袋に本日、プレイスペースのあるTRPG&ボードゲームショップ「MISTEL(ミステル)」がオープンする。JR池袋駅徒歩3分、11:00~23:00、無休。
三池亮代表はもともとアナログゲーム全般が好きで、またまだまだ発展する展望があるとみて独立を決意。この度の開業に至ったという。
販売するボードゲーム、プレイスペースで遊べるボードゲームは定番を中心に50種類ほど。今後ゲームマーケットなどで出店された創作同人作品も取り扱い、点数を増やしていく予定。プレイスペースは特殊な六角テーブルを4卓導入し、24席を用意する。
飲食物の持ち込みは、匂いのある食べ物や酒類などを除いて自由。店内では簡単なお菓子と飲み物、それとインスタント食品などを販売する。
プレイスペースの利用料金は平日1時間400円(最大2000円)、土日祝日1時間600円(最大3000円)。6人で使うとお得なテーブル貸し切り、開店前の9時から使える予約制のモーニング卓貸もある。
池袋のボードゲームカフェ・プレイスペースはJELLY JELLY CAFE池袋店、サイコロブクロ、なるねこはうすに続いて4店舗目。都内屈指の激戦区になってきている。
MISTEL
東京都豊島区西池袋 2-39-8 ローズベイ池袋ビルB1F
TEL:03-6709-2463
http://mistel.jp/
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熱い駆け引きの取引ゲーム『クーハンデル』日本語版、6月17日発売
アークライトは6月17日、ロングセラーの交渉ゲーム『クーハンデル(Kuhhandel)』日本語版を発売する。デザイン・R.コルツェ、イラスト・T.ダントン、3~5人用、10歳以上、45分、2500円(税別)。
オリジナルは1985年にラベンスバーガー社(ドイツ)から発売されたカードゲーム。ドイツ年間ゲーム大賞候補作。これまで輸入版はカワダやメビウスゲームズが扱ってきた。タイトルは「牛取引」の意味で、価値の異なる家畜をオークションと取引で集めることを目指す。
10点のニワトリから1000点のウマまで、10種類の動物が登場する。手番には山札からカードをめくって競りにかけるか、ほかのプレイヤーと手持ちのお金で取引する。競りの場合、競り落とした人からお金を受け取るか、逆にその金額で買い取る。取引する場合、お金カードを同時に交換し、金額の多かったほうが動物カードを買い取る。
取引ではお互いにお金を相手に支払うことになるため、小さい差額で獲得できればお得だが、考えていることは相手も同じ。ときには「0」のお金カードを出して、動物を渡す代わりに大金をせしめることもできる。相手がいくら出すかの駆け引きは、発売後30年以上だった今も色褪せないこのゲームの魅力だ。
最後は動物カードの価値と、集めた動物のセット数をかけて合計を競う。誰も見向きもしない安い動物を集めてセット数を稼ぐか、みんなが敬遠するところを狙って高級な動物を集めるかも、駆け引きに大きな影響を与えるだろう。