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NEWS ZEROでボードゲーム特集

日本テレビ系列で6月20日に放送されたニュース番組『NEWS ZERO』にて、特集「アナログ”ボードゲーム”人気のワケは?」が取り上げられた。
取り上げられたのは火曜日のキャスターを務めるファッションモデル・桐谷美玲氏の「ハッシュタグ」コーナー。先月開催されたゲームマーケットの待機列や、会場内で遊ぶ人たちの様子を写した後、その魅力を探って桐谷氏はJELLY JELLY CAFE渋谷店へ。一番人気だという『カタン』などを紹介してもらった後、『スピードカップス』を実際にプレイした。
『スピードカップス』は同時プレイでカップを並べ替えるゲームで、「みんなで盛り上がれて夢中になれる。」さらに店内で『海底探険』や『キングダムビルダー』をプレイしているお客さんが全員初対面だといい、「数人でやるゲームが多いため、知らない人たちがテーブルを囲むことも多い」とした。お客さんのひとりがインタビューに「顔を見ながらゲームできるのってインターネットではできなかったりする」と答えている。
さらに場面は日本おもちゃ大賞の授賞式へ。「定番ボードゲームの進化」として、大賞の『地球まるごとすごろく』、『野球盤』のカラー画面、『人生ゲーム』次回作の打ち合わせ風景などが放映された。
スタジオに戻り、桐谷氏は「単純なルールで誰でも楽しめ、ゲームという共通な話題で盛り上がれるのがいいなと思いました」とまとめ、人気のきっかけのひとつとして東日本大震災を挙げた。対面であることの新鮮さ、入りやすさ、盛り上がりやすさが、ボードゲーム魅力として捉えられていた。
Twitter ハッシュタグ「ゲームに興奮」(今回のお題)

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オリジンズ賞2017に『大鎌戦役』ほか

アドベンチャーゲーミング・アーツ&デザイン・アカデミー(The Academy of Adventure Gaming Arts and Design)は17日、アメリカのオハイオ州コロンバスにて開かれたオリジンズ・ゲームショーにて、第43回オリジンズ賞を発表した。ボードゲーム部門ではストーンマイヤーゲームズの『大鎌戦役(Scythe)』が選ばれた。
毎年3月のトレードショーでボードゲーム小売業者の投票によって選ばれたノミネート作品が発表され、その中からオリジンズ・ゲームショーの参加者による一般投票によって各部門の大賞が選ばれる。今年の部門は昨年と同じ7部門(ファミリーゲーム、TRPG、カードゲーム、アクセサリー、ボードゲーム、TCG、ミニチュアゲーム)。
ボードゲーム部門で大賞に選ばれたのはアメリカの重量級ボードゲーム『大鎌戦役(Scythe)』。フランス年間ゲーム大賞エキスパート部門、ゴールデンギーク賞大賞、スイスゲーマーズ賞を受賞しており、ヨーロッパ・アメリカの両方で人気を集めている様子だ。日本語版はアークライトが現在製作中。
カードゲーム部門には透明カードを使ったデッキ構築ゲーム『ミスティックヴェイル(Mystic Vale)』、ファミリーゲーム部門では同時プレイのカードゲーム『ハッピーサーモン(Happy Salmon)』が選ばれている。
ボードゲーム部門には今年、『クランク!』『オーディンの祝祭』『テラフォーミング・マーズ』『ワールドフェア1893』など10タイトルがノミネートされ、カードゲーム部門には『神奈川沖裏』『ロータス』『オーマイグッズ!』『大いなる狂気の書』など8タイトルがノミネートされている。
【第43回オリジンズ賞】(ボードゲーム関連のみ)
ボードゲーム部門:大鎌戦役(Scythe / ストーンマイヤーゲームズ)
カードゲーム部門:ミスティックヴェイル(Mystic Vale / AEG)
ファミリー部門:ハッピーサーモン(Happy Salmon / ノーススターゲームズ)
アクセサリー部門:ブラッドレイジ・オーガナイザー(Blood Rage Organizer)
ゲームの殿堂:M.エリオット(『クオリアーズ』ほか)
ICV2: 2017 Origins Award Winners
The Academy of Adventure Gaming Arts and Design:Current Origins Awards Nominees