フィールドを歩き回って開拓『コロニスト』日本語版、4月中旬発売
ホビージャパンは4月中旬、開拓ボードゲーム『コロニスト(Die Kolonisten)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・T.プルス、イラスト・K.フランツ、1~4人用、12歳以上、30~240分、9500円(税別)。
オリジナルは2016年、ルックアウトシュピーレ(ドイツ)から発売された重量級の戦略ゲーム。デザイナーはドイツ人で、この作品がデビュー作となる。イギリスUKエキスポ最優秀戦略ゲーム大賞、国際ゲーマーズ賞ノミネート、ゴールデンギーク賞で総合部門・戦略ゲーム部門・ソロゲーム部門にノミネートされている。
皇帝から美しく将来有望な街を作るよう任されたプレイヤーが、新たな入植者たちを町に惹きつけるための住居や働き場所を建設する。入植者たちを教育して農家、職人、市民などの職業に就かせ、大使館を建設して遠くの共同体との関係を樹立して、街を繁栄させる。
ゲームのシステムはワーカームーブメントで、六角形タイルが広がったフィールドで自分のコマを移動させ、移動先のタイルのアクションで資源を集め、資源を交換し、プレイヤーボードに建物を作り、その特殊能力を活用していく。選択肢がどんどん増えていく中で、戦略を立てて街づくりを進めなければならない。
ゲームは4つの時代に分かれ、1時代だけを60分程度でプレイすることも、全ての時代を数時間かけてプレイすることもできる。また、長時間のセッションを「保存」して、続きを後からプレイすることも可能だ。インタラクションは少なめで、1人や2人でプレイするのにも適している。
内容物:執事駒16個、特別大使駒3個、入植者駒120個、ラウンドマーカー1個、場所タイル62枚、市場タイル4枚、建物タイル202枚、大使館タイル72枚、保管施設タイル36枚、倉庫増設部8枚、簡易保管所の拡張4枚、道具40枚、ターラー55枚、建設資源280枚、扶養資源80枚、収支カード4枚、改善カード140枚、市場カード28枚、時代カード4枚、ラウンドカード1枚、サマリーカード3枚、町ボード4枚、共同体サマリー9枚、得点記録用紙1冊、ルールブック1冊、入門用ルールブック1冊、スタートプレイヤーマーカー1枚、別表1冊
いきなりテンパイ!寿司麻雀ゲーム『鮪づくし』4月1日発売
ボードゲームスタジオ「しのうじょう」は4月1日、ゲームマーケット2018大阪にて2人用寿司麻雀ゲーム『鮪づくし』を発売する。ゲームデザイン・篠﨑高広、アートワーク・でじ(decoctdesign)、2人用、8歳以上、20分、2000円(イベント特別価格)。
麻雀のシステムを活用した作品を手がけている「しのうじょう」の、『オールグリーン』『ヤオチュー』『ジャンドイッチ』『菊花賽』に続く第5作。寿司職人となって、寿司屋の後継ぎをかけて戦う。
「大トロ」や「鉄火巻き」などまぐろの寿司だけで、6枚の寿司カードを揃えて得点を競う。配られた11枚から5枚を「仕込み」として伏せてスタート。残りの手札を交互に出していき、相手が出したカードと「仕込み」をあわせて同じネタ3枚2組か、同じネタ2枚3組を作れば上がり。
麻雀で言えばテンパイから始めるわけで、枚数の少ないトロで役ができれば得点が高いが、その前に早上がりされてしまうか、カウンティングも相まってドキドキするカードゲームだ。
旧作4タイトルは、3月11日のアンプラグドゲームプラザでも試遊購入できる。
・しのうじょう:鮪づくし