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メキシカ(Mexica)

エリアを生成しながら陣取り 1999年に『ティカル』、2000年に『トーレス』がドイツ年間ゲーム大賞を受賞した。どちらもアクションポイントというシステムを使った重量級ゲームで、選択肢が多く、1手番1手番にたっぷりと時間をかけて悩み、結果としてプレイ時間が長い。この後、ドイツ年間ゲーム大賞はファミリー…

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みんなのイ〜ブン(”Even” by Everyone)

本音と建前を使い分けて 『ストリームス』などシンプルながらヒネリのきいた作品を制作しているサイ企画が今年のゲームマーケットで発表した作品。作者によれば『プライバシー』などの投票ゲームをもっと手軽に遊べるようにしたという。多人数ゲームは今年、あまり発表されなかったので貴重である。 お題に対して、イエス…

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街コロ(City Dice)

街の発展はサイコロとともに 今月のゲームマーケットでは、100タイトルもの新作国産ゲームが発売された。その後、ちらほらとレポートが上がってきているが、評判がいいのがこの作品である。ニンテンドー3DSソフト『ひらり 桜侍』のグランディングが手がけたアナログゲームということで会社名から注目されたというこ…

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メイクンブレイク・チャレンジ(Make’n’ Break Challenge)

焦ると落とす ラベンスバーガー社の『メイクンブレイク』と、コスモス社の『ウボンゴ』はほぼ同時期に発売され(前者が2004年、後者が2005年)、どちらも制限時間内に何か組み立てるゲームとしてシリーズ化されている。しかし、『ウボンゴ』シリーズが全てG.レヒトマンによるものであるのに対し、『メイクンブレ…

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森の仲間さがし/四匹いるよ(findevier)

ちょっとした推理ゲームである。 10枚のタイルの表裏、計20面に5種類の動物イノシシ、キツネ、ウサギ、フクロウ、ハリネズミが4匹ずつ描かれている。表と裏が同じタイルはない。そこから、カードに指示された動物を4匹全て探すのが目標だ。 4匹全てが隠れている(裏になってる)とは限らない。2匹が表になってい…

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モンド・サピエンス(Mondo Sapiens)

生めよ殖やせよ リアルタイムパズルゲームとして昨年人気を集めた『モンド』が帰ってきた。今度は人類が登場する。道路と村と建物で美しい世界を創り上げよう。 『モンド・サピエンス』は『モンド』の拡張セットではなく、タイマーも入っていて単体で遊べる。というよりは、『モンド』と混ぜて遊ぶことはできない。地形か…

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村の人生(Village)

戦略的に死ぬ 昨年のエッセン国際ゲーム祭で、印刷が間に合わずサンプル展示となってしまった作品。ブースを訪れたとき、担当のヴォルフさんが「戦略的に死ぬ(strategisch sterben)」ゲームだと、目を輝かせて説明してくれた。もっとも、死の要素をもつゲームということで、私はプレビューの段階から…

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マンモス・マンボ(Mammut Mambo)

みんなご一緒に「マンボ!」 ラベンスバーガーが今春、小箱のパーティーゲームシリーズを3タイトル投入した。そのうちの1つがこの作品で、作者はパーティーゲームが得意なR.フラガである。残りの2タイトル『トフワボフ』『ノーボディ・イズ・パーフェクト・コンパクト』は言語依存が高いが、『マンモス・マンボ』はそ…

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モンスター落とし(Monster-Falle)

丁寧に、かつすばやくスライド 今年のドイツ年間キッズゲーム大賞のノミネート作品。モンスターをどんどん捕まえて、穴に落とす協力アクションゲームである。スライドのギミックが楽しい。 2人1組になって、砂時計が落ちるまでに何匹モンスターを穴に落とせるか挑戦する。まずカードを引いて、指示されたモンスターを盤…

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もぐりイモムシ(Da ist der Wurm drin)

イモムシが地中をずんずん 先月末に発表されたドイツ年間キッズゲーム大賞のノミネート作品。今年のノミネート3タイトルは、スライドゲーム(Schiebespiel)という共通項がある。これまで磁石のギミックを使ったゲームが多く受賞してきた同賞の新機軸だろう。 イモムシがレースをするが、コースはほとんどが…