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カンバン・メニュー(Kanban Menu)

メニューで決まるカフェのカラー 小さなカフェでメニューを増やして評判を競うカードゲーム。『リキュール・ザ・ゲーム』に続く黒田尚吾デザイン・ちゅぱみイラストのユーロスタイル日本ゲームで、ゲームマーケット2019大阪で頒布された。特殊能力と得点のバランスという、昨今のユーロスタイルゲームが取り組んでいる…

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カヴェルナ:忘れられた部族(Caverna: Vergessene Völker)

生活の情景が目に浮かぶ ドワーフたちがワーカープレイスメントで森林と洞窟を切り拓く戦略ゲームの拡張セット。長所も短所もある8つの部族が入っており、異なるスタートラインで多様な展開が楽しめる。今回は森を自由自在に使える「エルフ」、キノコを生み出せる「青白きもの」、犬も食べる「トロル」の3人戦。 「エル…

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ガンジスの藩王(Rajas of the Ganges)

ダイスがもたらすドラマ 16世紀インド、ムガル帝国の時代に、「ラージャ」と呼ばれる地方豪族となって富と名声を競うドイツの戦略ボードゲーム。デザインはブラント夫妻で、国際ゲーマーズ賞1位、ドイツゲーム賞3位に選ばれている。ダイスをコストに使ったワーカープレイスメントで、面白い仕掛けがあちこちに仕掛けら…

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ガンツシュンクレバー(Ganz schön clever)

かわいいふりしてあの子 5年前、『クウィックス』がドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされてから、ダイスロール&記入式(Roll ‘n Write)のゲームが注目されている。『ヤッツィー(1956)』『ダイスビンゴ(2007)』『ロール・スルージエイジズ(2008)』などそれ以前にも皆無では…

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カヴェルナ:洞窟対決(Caverna: Höhle gegen Höhle)

洞窟のシステム構築 ローゼンベルクは重量級ヒット作品を2人ゲーム化しており、『アグリコラ:牧場の動物たち (2012年)』『ル・アーブル:内陸港 (2012年)』と成功を収めてきた。本作のエッセンスを継承しつつ、新しいプレイ感を加え、短時間で遊べるという見事なデザインを披露している。これに続き、『ア…

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カルカソンヌ:ドイツの城(Carcassonne: Burgen in Deutschland)

お城の周りは賑やか カルカソンヌのミニ拡張セット。実在の城をモチーフにした6枚のダブルタイルが入っており、各プレイヤーは1枚ずつ(2,3人プレイでは2枚ずつ)もつ。自分の番にタイルを引く代わりに、このダブルタイルを置くことができる。 置き方のルールは、ほかのダブルタイルと角でも接しないこと。つまりお…

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カステリーナの宝物(Der Schaz von Castellina)

視覚と触覚がずれる件 目視で憶えた自分の宝を、手探りで拾い出す記憶&感覚ゲーム。デザイナーのロッシ(イタリア)は『いかだ動物園(Zoowaboo)』『箱の中へ(Ab in die Tonne)』など、独特の感覚的ボードゲームを制作することで知られる。 ボードを組み立てると、大きな衝立の下にお城の入口…

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カルバ(Karuba)

同じタイルのはずなのに 全員、同じタイルを並べてジャングルを抜け、神殿をいち早く目指すタイル配置ゲーム。ドイツ人デザイナー・R.ドーンが、キッズ向けの出版社・ハバ社から発表した作品で、ドイツ年間ゲーム大賞2016にノミネートされた。ハバ社は昨年からファミリーゲームに進出しており、近年周辺ヨーロッパ諸…

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監査しますぞえ?(Inspect Masuzoe?)

しどろもどろの釈明会見 知事となり、「クレヨンしんちゃんのコミックス」「シルクの中国服」「温泉旅館の宿泊費」など、いわゆる「違法でないが不適切」なものを政務活動費で落としたことを納得してもらうプレゼンゲーム。 2枚のカードが配られ、1枚ずつめくって、それがどうして政務活動費から支出しなければならなか…

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外人ダッシュ!!(Gaijin Dash!!)

「よし、いったか?!」「あー、ダメだった!」 渋谷のスクランブル交差点は、実は外国人に人気の観光スポットだ。一度に3000人が渡る様子が珍しがられ、交差点をバックにして自撮り写真を撮る人も。その中で、赤信号でもかまわず渡ろうとする外国人をテーマにしたゲームが『外人ダッシュ!!』である。動体視力を駆使…