Posted in  国産

翡翠の商人(Merchants of Jade)

8枚を競りで分ける 競り/オークションゲームは、プレイヤー間でバランスを取るものが多く、相場感を共有しないと面白さが味わえないことから中級向けに位置づけられることが多い。『ナショナルエコノミー 』のスパ帝国が今年発表したこの競りゲームは、「8枚のカードをみんなで分ける」という仕組みによって、相場感を…

Posted in  国産

Heat文字クライシス(Heat Letter Crisis)

肝心なところがない漢字 チップを並べて漢字を作り、当ててもらうゲーム。チップの中に「熱中症で倒れた児童」が入っており、作成した後にその分はなくなってしまう。結構な数が抜けた後でも当ててもらうことはできるのか? 出題者と監視者以外には後ろを向いてもらい、今回の漢字を決めてチップで作成開始。使わなかった…

Posted in

ピココ(Pikoko)

予想に寄せていくスタイル 孔雀の羽にカードを差し込むインディアンポーカータイプのトリックテイキングゲーム。自分の手札は見ることができず、隣の人に選んで出してもらう。トリックを多く取ることではなく、予想を当てることが目的。各プレイヤーの思惑によって結果が予想にだんだんと寄せられていくところが面白い。 …

Posted in

ピラミッドの作り方(Pyramids)

ピラミッドだけじゃないよ 採石場からカードを取って、美しいピラミッドとオベリスクと王家の墓を作るカードゲーム。『エリジウム』のデザイナーコンビによるもので、手番選択の悩ましいゲームだ。 毎ラウンド中央に、プレイヤー人数分の石材カードが2枚一組で並ぶ。これらを見ながら、スタートプレイヤーから神タイルを…

Posted in

飛騨古川(Hida-furukawa)

古くて新しい街づくり 香港のゲームデザイナーが映画『君の名は。』を見て作ったというオークション&ブラフゲーム。今年秋のエッセンに出展された。情緒あふれる街並みを作るには、狡猾でなくてはならない。 建物カードを握り競りで競り落とし、それを自分の前に9×9になるように並べていく。最後に各建物が得点になる…

Posted in  国産

ビッダーズ!(Bidders!)

儲けも国民の支持もなく とあるどこかの国で、無駄なものばかり作る国王と、国民から支持される皇太子の事業に巧みに入札して利益を上げるカードゲーム。ワンモアゲームズ!がゲームマーケット2015秋で発表した。利益が2つの事業間で移動する中で、どこで見極めを付けるかが試される。 毎ラウンド、国王の事業と皇太…

Posted in  国産

ビンジョー×コウジョー(Piggyback x Factory)

便乗してどんどん生産 工場の生産ラインを作って、さまざまな製品を作るボードゲーム。すまいる120円工房の『ススムカ×モドルカ』に続く第2作目で、ゲームマーケット2016神戸で発表された。タイトルにもなっている便乗のルールが面白いインタラクションを生み出している。カードテキストがなく、練り込まれたシス…

Posted in  国産

ピクテル(Pictell)

発想の転換 標識などで使われている絵文字(ピクトグラム)を組み合わせてお題を当ててもらう日本のコミュニケーションゲーム。ゲームマーケット2015春に発表され、伊集院光氏が「そこそこ面白かった」とコメントしている。おなじみの絵文字も、発想次第でいろいろなものを表せるという再発見がある。 出題者は今回の…

Posted in  国産

ヒーローカンパニー(Hero Company)

ヒーローといえどサラリーマンなわけで 月刊『ヒーローズ』の連載で単行本にもなっているコミックを、『街コロ』のグランディングがボードゲームにした。「ヒーローカンパニー」の社員となって、5人戦隊のライバルと協力しつつ出しぬき、高い評価を得ることを目指す。 毎ラウンド3つの事件が起こる。「痴漢」や「コンビ…

Posted in

ビースティーバー(Beasty Bar)

命がけの行列並び ラーメン屋、スーパーのレジ前、ゲームマーケットの開場待ちなど、我々人間は日々行列に並んでいる。割り込みは許されない。しかし動物が行列を作ったとしたらどうだろうか。順番を守って整然と並ぶとは、あまり考えられない。ワイルドに先頭を狙いそうだ。あるいは、前に並んでいる奴を食ってしまうかも…