投稿者: おの
ドイツ・メンサ賞に『世界の七不思議』
IQテストで上位2%の成績優秀者のみが入会できる国際団体「メンサ」のドイツ支部は、3回目のドイツ・メンサ賞(MinD Spielepreis)を発表した。会員の投票の結果、『インジーニアス』『パンデミック』に続いて選ばれたのは『世界の七不思議(7 Wonders)』。0.1ポイント差でわずかに『ドミ…
メビウスゲームズ、昨年の販売数1位は『ワードバスケット』
水道橋のボードゲーム専門店・卸のメビウスゲームズは、2011年の販売数トップ20を発表した。1位は2年連続で『ワードバスケット』、2位以下には『ニムト』『ごきぶりポーカー』『カルカソンヌ』と不動の常連が並んだ。 『ワードバスケット』は、早い者勝ちで言葉を言ってカードを出すリアルタイムしりとりカードゲ…
辰年のボードゲーム
毎年お正月になると、干支にちなんだボードゲームを探したくなる。なかなか探せない年もあるが、辰年はドラゴンだから、枚挙にいとまがない。 そんな中、ヨーロッパ・ボードゲームコレクター協会のホームページにドラゴンが登場するゲームがまとめられているのを発見した。その数60タイトル以上。国内で一般発売されてい…
エセ芸術家ニューヨークへ行く(Fake Artists go to New York)
心の目で描く 出来上がった絵は、まるで現代美術を見るかのようである。現代美術館でも、下に貼ってあるプレートを見ないと、何を描いたのか分からない絵が多い。その絵をみんな共同で描いているとしたら? そしてその中に1人だけ何を描いているのか分からない人がいるとしたら? 『ストレイシーフ』『藪の中』でゲーム…
レビューの書き出し
ドイツ語圏の新聞では、新刊の書評のようにボードゲームのレビューが掲載される。それだけボードゲームが一般的なものであるが、要約すればだいたい伝わる書籍と違って、遊んだことがない人に紹介するのは難しい。 叔母がスイス土産に、「新チューリヒ新聞(Neue Züricher Zeitung)のボー…
ボードゲームは置き場所がない
ドイツのボードゲーム情報誌『シュピールボックス』最新号(2011年第7号)で、エッセン国際ゲーム祭「シュピール」の新作紹介が16カ国の国別に行われている。日本は、冒険企画局、カードハウス、ヤポンブランドが登場し、『ブレイブ50』『たんとくおーれ拡張』『大商人』『ダイナマイトナース・リターンズ』『アイ…
アンケート:ボードゲームと出会い
Q.55:ボードゲームで恋人や配偶者と出会った人が…(2011年12月)A.知り合いにいる 31票(14%)B.知り合いにいない 134票(62%)C.自分がそうです 50票(23%) 11月30日のNHKゆうどきネットワークで、「ゆうどきチェック テーブルゲーム人気の秘密」という特集が放送されまし…
ビッグアイデア(The Big Idea)
日常から大発明 「新しいアイデアは、既存の組み合わせでしかない(J.W.ヤング)」という。組み合わせられるものは、全く関係なければ意味不明だし、近すぎればありきたりとなる。絶妙なアイデアとはどんな組み合わせなのか、このゲームが教えてくれる。 『ビッグ・アイデア』は、それこそアイデア勝負でコンポーネン…
2011年のアクセス解析
1年の最後にGoogle Analyticsに基づく今年の当サイトへのアクセスデータより。 ユニークユーザー数は42,274で前年比+25.7%、ページビューは507,960で前年比+24.9%と、約2.5割増加した。1日のアクセス数は平均で1087。9割がリピーターである。iPhone、iPadな…
『ハイ・ソサエティ』『フォー・セール』日本語版発売
ニューゲームズオーダーは29日、グリフォン社(アメリカ)がリメイクした90年代の名作カードゲーム『ハイ・ソサエティ』と『フォー・セール』を日本語版で発売した。 『ハイ・ソサエティ』はR.クニツィアが1995年に発表したドイツの競りゲーム。同年にアラカルトカードゲーム賞で1位を獲得し、2003年、20…