シュピール会期前日の水曜日には、恒例の記者会見が行われた後、新作のプレビューが行われた。希望する出展者が有料で新作を展示し、記者に紹介する。
はじめにドイツゲーム賞の授賞式が行われた。コロナ前は夜に夕食会を兼ねて行われていたが、今回はいたって簡単で、デザイナーもほとんど出席しておらず、出版社の代表がトロフィーを受け取った。
今年のドイツゲーム賞1位は『プラネット・アンノウン』、2位は『ドーフロマンティック』、3位は『ヒート』。ベストキッズゲームは『ミステリウム・キッズ』である。『プラネット・アンノウン』はもともとアダムズアップルゲームズ(アメリカ)のゲームで、ドイツ語はストローマンゲームズが手掛けている。日本語版はEngamesから発売予定。回転台のギミックが特徴の大箱ゲームだ。
新作プレビューは会場が狭いのか、出展者が多いのか最初は非常に混雑していたが、2~3時間くらいかけてゆっくりとチェックすることができた。
日本からも多くの出展者がプレビューに参加していた。
ヤポンブランドの法被を着た秋山さんと、モグラゲームズのウンコマン(テリテリマンではない)
プレビューが終わってからは会場を一巡。ディーププリントゲームズのブースにP.エッガート氏の知り合いが集まっていて、再会を喜びつつビールをごちそうになった。