グループSNEとcosaicは2月25日、『ミステリーラミー ケース2:ジキル&ハイド(Mystery Rummy: Jekyll & Hyde)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・M.フィッツジェラルド、イラスト・V.ポシュカス&C.コンラート、2人用、10歳以上、30分、2200円(税込)。
オリジナルは2001年、ミステリーラミーシリーズ第3弾(日本語版では第2弾『モルグ街の殺人事件』がスキップされている)としてU.S.ゲームズシステムズ(アメリカ)から発売された。テーマは多重人格を描いた小説『ジキルとハイド』で、2人専用ゲームとなっている。
手番にはドロー&プレイを行い、同色3枚以上の証拠カードを「メルド」として自分の前に出すことでポイントを獲得する。善悪の象徴であるジキル博士とハイド氏を1枚の「人格カード」で表し、上を向いている面の人格のメルドしか出せない。さらにゲーム終了時、「人格カード」で上になっている面の人格はポイント2倍になるため、勝敗の行方は最後までわからない。しかも自分の前のカードを1つの人格でそろえることで、相手を「シャットアウト」することもできる。
自分でも相手でもメルドの人格を変える「変身カード」の使い方が鍵を握る。どちらかのプレイヤーの手札がなくなったとき、自分の前に出したカードのポイントを計算し、手札は失点になって得点計算。何ラウンドか行って、得点の合計が100点になったプレイヤーの勝利。
ジキルとハイドのどちらになるのが得なのか、スリリングな対戦が待っている。