ホビージャパンは1月中旬、『ファミリービジネス(Family Business)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・D.B.ブロムレイ、イラスト&グラフィック・K.フランツ、3~6人用、8才以上、30分、2640円(税込)。
オリジナルはメイフェアゲームズから1982年に発売されたカードゲーム。2014年の第5版までメイフェア社が改版を重ねてきたが、かつてパートナーだったルックアウトシュピーレ(ドイツ)が今年リメイクした。メイフェア版は日本語ルール付きで流通していたため、懐かしい方も多いだろう。
各プレイヤーは自分の前に9枚のファミリーメンバーを並べてスタート。毎ラウンドカードを1枚プレイし、《暗殺契約》や《裏切り》などによって他プレイヤーのファミリーメンバーを次々と処刑リストに送り込んでいく。《警察の保護》や《身代わり》などのカードで対抗したり、《FBIの手入れ》や《賄賂》で取り戻すこともできるが、やがて《抗争》が起こると、処刑リストの前列から1人ずつ処刑され墓地送りにされる。
こうして自分のファミリーがいなくなったプレイヤーから脱落し、最後まで生き残ったファミリーが勝者となる。次々と消されていくファミリーに悲鳴と罵声が飛び交う、にぎやかなパーティーカードゲーム。K.フランツのイラストでそれぞれのファミリーごとに特徴あるメンバーが登場する。