富士見書房は6日、グループSNEによるオリジナルデッキ構築カードゲーム『シルク・ドゥ・モンスター』を発売した。3〜5人用、30〜45分、3,360円。
舞台は、とあるファンタジー世界。 団員全てがモンスターである不思議なサーカス団があった。 その団長として、サーカス団を発展させるために奮闘する。そのために必要なのは、より高い演技力を持つ団員をスカウトすることと、サーカス団に資金を提供してくれるお金持ちのスポンサーを集めること。ただし、スポンサーを獲得するには、他のサーカス団と競りの形式で演技力を競い合わないといけない。
場にあるカードを購入して独自のデックを作るデッキ構築型ゲームに、オークションの要素が加わったことで、いちだんと斬新なゲームになった。自分のサーカス団に有利なスポンサーをオークションで獲得するが、スポンサーには、団員の多い派手なサーカスを好むもの、少数精鋭を求めるもの、昔取った杵柄でちょっと演技を助けてくれるものなどがいるため、どのスポンサーを獲得し、どの団員をスカウトするか、団長の経営センスとぶれない方向性が問われる。
リプレイ本『モンスターサーカスへようこそ!』も新紀元社より同時発売されている。こちらも合わせて読むことで、ゲームの楽しみ方が広がるだろう。
・グループSNE:シルク・ドゥ・モンスター
・富士見書房:シルク・ドゥ・モンスター