ホビージャパンは3月上旬、『SETI(セティ):地球外知的生命体探査(SETI: Search for Extraterrestrial Intelligence)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:T.ホレック、イラスト:O.フルディナ他、1~4人用、14歳以上、プレイ人数×40分、10450円(税込)。
チェコゲームズ出版から昨秋発売されたSFゲームで、エッセン・シュピールのスカウトアクションでは経験者・エキスパート部門で4位に入っている。デザイナーはチェコ人で、昨年、この作品と『ガリレオ・ガリレイ』『ティーガーデン』という3タイトルの重量級ゲームを立て続けに発表して話題となった。
タイトルは探索(Search)・地球外(ExtraTerrestrial)・生命体(Intelligence)の略号で、宇宙開発機構の責任者となって探査機を打ち上げ、惑星を探索し、地球外生命体を発見するという任務を遂行する。手番には「探査機の打ち上げ」「惑星周回軌道への投入」「惑星や衛星への着陸」「近隣の恒星の調査」「データの解析」「技術の研究」「カードのプレイ」「ラウンドのパス」から1つを行う。太陽系ボードは惑星の公転を再現しており、地球と惑星の位置関係は刻一刻と変化するので、探査機の打ち上げなどのタイミングを見計らわなければならない。
「ISS」「スイングバイ」「メッセンジャー探査機」「ボイジャー探査機」「大型ハドロン衝突型加速器」など、20世紀後半から現代まで現実に存在する技術やプロジェクトが入ったカードは200枚以上あり、アクションを支援し、追加の報酬を獲得する。ラウンドが進み、データを解析し、調査を進めることで異星種族を発見できるかもしれない。
そうなればさまざまな特徴をもった異星種族が見つかるのは時間の問題だ。5種類から毎ゲーム2種類が登場し、展開が変わる。5ラウンドでゲームが終了し、カードや得点タイル、異星種族からの得点の合計を競う。ソロモードあり。
内容物:厚紙製:回転するディスクの太陽系ボード・技術ボード・惑星ボード・セクターボード 4枚・プレイヤーボード 4枚(ダブルレイヤー)・目標の異星種族ボード 5枚・技術タイル 48枚・ゴールド得点タイル 4枚(両面印刷)・クレジットとエネルギートークン 60個・異星種族トークンとタイル 33枚・1人ゲーム目的タイル 24枚・各種紙製コマ、カード (216枚):プロジェクトカード 138枚・初期収入カード 4枚・異星種族カード 55枚・1人ゲームアクションカード 19枚、RE-WOOD®(160個):探査機フィギュア 32機・プレイヤーマーカー 120個・知名度カウンター 4個・得点カウンター 4個、RE-PLASTIC®(71個):太陽 1つ・データトークン 70個、その他:ルールブックと早見表