グループSNEは11月22日、『ロストシティ:ダイスゲーム(Lost Cities: Auf Schatzsuche/遗忘之城: 骰子版)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:R.クニツィア、イラスト:D.ローハウゼン、2人用、8歳以上、20分、3080円(税込)。
オンラインゲームとして発表されていた『ケルト:黄金(Keltis Ór)』をコスモス社が2019年に『ロストシティ:宝探し』というタイトルで製品化。今回の日本語版は『ロストシティ:オリジナル』『ロストシティ:タイルゲーム』と同様、遊戯大陸版(中国)に基づき、2人専用になっている。『ケルトダイス/ファイブシーズンズダイス』とはルールが異なる。
3個のダイスを振り、出目(1~5、×2)1~3個の合計で場にあるタイル(1~10)を獲得する。振り直しは1回まで。獲得したタイルは色ごとに昇順に並べなければならず、以前に取ったタイルよりもどんどん大きい数字を出さなければいけなくなる。
獲得したタイルによって「同色4枚以上」「同色連続4枚以上」「各色1枚以上」などの条件を満たすと業績トークンがもらえる。10のタイルが全色なくなるか、業績トークンが全部取られたらゲーム終了で、獲得したタイル・業績トークンの合計で勝敗を競う。
相手より先に取りたいところだが、大きい数字を取ると枚数を増やせないという『ロストシティ』の醍醐味はそのままに、ダイスならではの一発逆転のドラマもある作品だ。