2対2のマフィア抗争『ラ・ファミリア:大マフィア戦争』日本語版、1月25日発売

テンデイズゲームズは1月25日、『ラ・ファミリア 大マフィア戦争(La Famiglia: The Great Mafia War)』の2~3人用拡張付き日本語版を発売する。ゲームデザイン:M.M.ティール、イラスト:W.サンティアゴ、2~4人用、16歳以上、120~180分、15400円(税込)。

2023年にフォイヤーラントシュピーレ(ドイツ)から発売され、『ダーウィンズ・ジャーニー』と『ホワイトキャッスル/白鷺城』をおさえてフランス年間ゲーム大賞エキスパート部門賞を受賞した作品。昨年設立されたばかりのボードゲームアトリエ(ドイツ)が再版した。1980年代のシチリア島でのマフィア抗争を描いた2対2のペア戦ゲーム。

各ラウンドでは計画フェイズと戦闘フェイズからなる。計画フェイズでは、ワーカープレイスメントでファミリーの強化、配下の増員、警察や司法への影響力向上などを行ない、秘密の指令をプロットする。戦闘フェイズでは、秘密の司令をプロットした順番に公開して実行し、「シマ」の覇権を奪い合う。各マフィア固有の能力と、ゲーム中に開発する能力の組み合わせ、そしてパートナーとの連携が勝ったチームがシチリア全土の支配者となる。

ワーカーコマは、選んだアクションスペースに基づいて次のラウンドの待機場所が決まり、待機していたスペースの効果が得られる。そのため計画的なワーカープレイスメントが必要となる。またアクションプロットでは、どのエリアに指示したかがわかるため、お互いの状況を見て駆け引きが生まれる。

エリアマジョリティだが、獲得状況が一方のペアに偏ると勝敗が決まるサドンデス方式もあり、じっくり準備しているうちに負けてしまう可能性も。エリアを取られたらすぐ取り返そう。「戦争」と呼ばれた激しい抗争は、「車に爆薬を載せて突っ込む」「海岸線からモーターボートで強襲する」などのアクションでも表されている。

日本語版で同梱される2~3人用拡張では1対1、または1対2でプレイできる。『世界の七不思議デュエル』のインスピレーションも盛り込まれ、新しいチャレンジと戦略に縁って4人用ルールの奥深さをさらに深められる。

テンデイズゲームズ:ラ・ファミリア 大マフィア戦争 日本語版

 

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