ホビージャパンは12月上旬、『アエテルナ(Aeterna)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:M.ウォレス、イラスト:A.ロカ&E.マヌカリ、2~4人用、14歳以上、プレイ人数×30分、7700円(税込)。
M.ウォレスのデザインでエルゴ・ルド社(イタリア)から発売される新作。公式には来年1月発売となっているが、前倒しして発売される。ローマの氏族(ゲンス)の一員として3つの時代(王国・共和国・帝国)にわたって「永遠の都(アエテルナ)」ローマの発展に尽力し、名声を競う。
ゲームは3ラウンド(時代)にわたって行われる。各ラウンドにはその時代の記念碑カード・属州カードを引いて同時ピックアップドラフトを行った後、手番順トラックに従ってカードのプレイ、有力者の獲得、建物の建設、七丘への市民配置を行う。先にパスをするほど高い名声点と、次のラウンドの早い手番順が得られる。
全員がパスしたら、七丘の支配による得点があるが、人口が多い丘では騒乱が起こり支配による名声点が下がってしまう。建物による得点や収入、市民の不安度によるペナルティ、市民への食料供給を行ってラウンド終了。3ラウンドで名声点の最も高いプレイヤーが勝者となる。
七丘は建物の建設によって発展し、支配による名声が上がる分、騒乱の危険も大きくなる。カードドラフトとカード効果の活用、リソースマネージメント、エリアマジョリティなど、ウォレス氏のデザインセンスが詰め込まれた新作だ。
内容物:市民駒 28個、マーカー 12個、邸宅ボード 4枚、石材駒 15個、金貨 36枚、小麦駒 36個、トークン 41枚、フェイズマーカー 1個、パスボード 1枚、ゲームボード 1枚、カードホルダー 2枚、建物駒 9個、カード 76枚(65×100mm)、ルールブック 1冊