アークライトゲームズは4月18日、『サンライズ・レーン(Sunrise Lane)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:R.クニツィア、イラスト:F.デベネディティス、2~4人用、8歳以上、45分、6930円(税込)。
2012年にシュミット社(ドイツ)から発売されたタイル配置ゲーム『ロンド』のリメイク作品で、2023年にホリブルギルド(イタリア)から発売された。『ロンド』はノンテーマだったが、建設会社の建設競争というテーマとエリアマジョリティのメカニクスが加わり、家が立ち並ぶ美しい盤面が楽しめる。
手番には手札をプレイして、同じ色のマスに自分の家コマを置いて得点する。マスによって得点が異なり、複数枚プレイして家を積み上げると得点が枚数倍になる。
建設できる場所は、他の建物があるマスのとなりだけ。高得点のマスは競争率も高くなるだろう。対応する色がなければ、手札を1枚捨てて公園トークンを置けるほか、手札をプレイせずに補充枚数を増やすこともできる。ただし手札は5枚までで、補充で引いたカードの色によって戦術を変えなければいけないことも。
最後は青い街区で最も高い建物、赤い街区で最も多い建物にボーナスが与えられるほか、最大連続グループも得点になる。ここまで見据えて、他プレイヤーに競り勝てるような建設場所を選ばなければならない。シンプルで悩ましい作品だ。
内容物:ゲーム盤 1枚、カード 55枚、親マーカー 1枚、得点マーカー 4個、50+/100+トークン 4個、家コマ 112個、公園トークン 20個、早見表タイル 1枚、ルール説明書 1冊(カードサイズ:63×89mm)