2023年に閉業したボードゲームカフェバーとプレイスペースは合計で38件にのぼることが当サイト調べでわかった。昨年の45件により減少したものの、コロナ禍後は高い水準が続いており、楽観できない実態が浮かびあがる。
当サイトでは定期的にTweetやGoogleなどから経営状況を確認している。閉業した38件の内訳はボードゲームカフェ・バーが25件(前年比+1)、プレイスペースが13件(前年比ー8)。開店数は合計63件で差し引き+25件(カフェバー+18件、プレイスペース+7件)と増加傾向は続いているが、増加率は鈍っている。
閉業したボードゲームカフェ・バー、プレイスペースの営業期間は平均2年7ヶ月(ボードゲームカフェ/プレイスペースの「平均寿命」)だったことを考えると、コロナ前後の急増期にオープンしたところが閉業したと見ることもできる。
アフターコロナにおいても開業数はそれほど鈍っておらず、光熱費・人件費・ボードゲーム価格の値上がりや、トレンドの移り変わりの速さ、他店との競合など経営上の困難もあり(ボドゲカフェの利益率について)、今年も相当数の閉業が予想される。