Engamesは6月23日、『トライブス・オブ・ザ・ウィンド(Tribes of the Wind)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:J.トーム、イラスト:V.デュトレ、2~5人用、14歳以上、40~90分、6600円(税込)。
『イッツアワンダフルワールド』のラ・ボワット・ドゥ・ジュ(フランス)から昨秋発売された作品。エッセン・シュピールのスカウトアクションで『キャット・イン・ザ・ボックス』などと並んで1位を獲得した。文明が死に絶えた後の世界で、汚染された遺跡の上に世界を再構築する。
ゲームは各自のプレイヤーボード上で進める。手番には手札からプレイ条件を満たすカードをプレイして水トークンを獲得したり、汚染トークンを取り除いたり、水トークンを支払って森タイルを配置したり、風の乗り手を移動させたりする。カードを3枚払えば神殿を建設でき、風の民族を集めれば村ができる。
森を一定のパターンで並べれば導き手の特殊能力を獲得でき、アドバンテージを得られる。誰かが5件目の村を作ったラウンドで終了。タイル、神殿、村カードの条件達成などで合計点を競う。
カードのプレイ条件は相互に重なっており、戦術的なプレイが求められる。デュトレが描き出すSF世界を、最も美しく機能的に再建できるのは誰か?