テンデイズゲームズは2月上旬、『オラニエンブルガー運河(Oranienburger Kanal)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:U.ローゼンベルク、イラスト:H.リースケ、1~2人用、12歳以上、45~90分、9680円(税込)。
シュピールヴォルクス(ドイツ)と同時発売となるローゼンベルクの最新作。『祈り、働け』や『ル・アーブル』の建物メカニクスを発展させた作品で、19世紀を舞台に、プロイセン王国ブランデンブルグ州に建設された運河で工業を開発する。
アクションボードでリソースの獲得、線路や建物などの建設、建物のカードの獲得を行う。効果の異なる120枚の建物カードからゲームごとに24枚が登場し、ゲームの展開が毎回変わる。
リソースの獲得は建物ごとに2回しか発動できないため、条件をどこまで整えてから発動させるかがポイントとなる。状況と条件、そして得られるリソース量とのバランスを見極め、より効果的なタイミングで建物を発動させなければならない。
ギリギリの選択でのリソースマネージメントが求められるコアゲーマー向けの作品。120枚が入った拡張カードパックIとIIを同梱し、建物はすべて合わせると360枚と、毎回異なるカードを使っても15ゲームは遊べる計算だ。ソロプレイモードもある。
(写真はドイツ語版)