エイジオブウィル(Age of Will)

1回だけの大仕事

1回しか建設しないドラフトゲーム。サザンクロスゲームズの「エイジオブ」シリーズ19作目で、ゲームマーケット2022秋に発売された。「エイジオブ」シリーズは30~50分という作品が多いが、この作品はゲームマーケットチャレンジ(カード32枚以下、15分以内)に参加したため、条件に合わせてギュッと濃縮されている。

最初に今回建設できる建物が6件公開される。各プレイヤーに6枚のカードを配り、同時ピックアップドラフトで1枚ずつ取っていって、合計6枚のカードに記された資材のセットコレクションで、中央の建物を建設する(複数のプレイヤーが同じ建物を建設してもよい)。

建物によって建設コストと効果が異なり、まずはコスト通りに揃えることが目標となる。ドラフトで回ってくる資材と、他の人が出している資材をよく見て、どの建物も建設できなかったということがないようにしたいが、最後の1枚が来るまで完成するかわからないとドキドキする。

ドラフトが終わったら、建設する建物を選んで得点計算。その建物の基礎点、効果による得点、資材と建物の星と月のアイコンの掛け算のほかに、余った資材1種類5個まで得点にでき、余った資源は失点になる。建物のコストを揃えつつ、どれか1種類だけを集めるのが理想だが、回ってくるカードはそう都合よくいかない。こうした多角的な検討により、15分とは思えないやりごたえがある。

とはいえ15分で終わるので、不本意な結果に終わってももう1回リベンジができる。もう1回やったらうまくできそうという感覚になるのはよいゲームである。32枚のカードはすべてユニークな建物なので、毎回出てくる建物も異なり、回ってくる資材と建物の効果を見比べて建物を選ぶのも楽しい。

Age of Will
ゲームデザイン:N2/アートワーク:タレる/監修:北条投了
サザンクロスゲームズ(2022年)
通販:ディスカバリーゲームズ

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