ゲームマーケット事務局は22日、公式サイトにてゲームマーケット2023大阪の開催を見合わせると発表した。再開の見通しはなく、2012年から始まった関西でのゲームマーケットは、コロナ禍による2回の中止を経て休止となる。
開催でのゲームマーケット開催は2012年大阪から始まり、1500人だった参加者は2019年には6900人まで増えていたが、2020年に新型コロナウィルスの感染拡大により急きょ中止。2021年には出展者がなかなか集まらず、有志の呼びかけによりぎりぎりでの開催となったものの参加者は4500人にとどまり、さらに2022年にはオミクロン株の急増により2回目の急きょ中止を余儀なくされた。
今回見合わせた理由について事務局は「過去の経験を踏まえたとき、2023年の2~3月に関西でこうした規模のイベントを開催できるのか、不安の方が大きかった」といい、新型コロナウィルスの感染が収束しない状況での出展者や参加者の伸び悩みを示唆している。一方、「また状況が許すようになれば、いずれ関西での開催を再開できたら」ともいい、再来年以降の開催に含みをもたせた。
東京での開催は秋が10月29~30日、春は2023年5月13~14日、いずれもお台場の東京ビッグサイトにて。