バゲージクレーム(Wettflug)

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後になるほど競争激しく

飛行機で移動して4枚1組になっているタイルから1枚をめくり、1から10まで順番に集めていく記憶ゲーム。A.ランドルフの作品で、『ドメモ(1975年)』の12年後に作られた。数字が大きくなるにつれて枚数が減っていくところが単純な記憶ゲームにスパイスを加えている。

トランクタイルを混ぜ、4枚1組で「空港」を作ってスタート。手番には自分の飛行機を好きな「空港」に移動させ、そこで4枚の中から1枚をめくる。まず探すのが「1」で、見つかったらそのタイルを取って自分の前に置いて連続手番(同じ空港でも、別の空港に移動してもよい)。別のタイルだったら戻して次のプレイヤーの手番となる。

他のプレイヤーの飛行機がいる空港に行くと、そのプレイヤーの飛行機は追い出されるが、その代わり好きな空港に移動してタイルを1枚めくれる。次にめくりたいタイルの見当がついているようならば追い出さないほうがいいが、自分のほしいタイルはその空港にあったり。ゲーム中に1回だけ、赤チップを支払って立ち退きを拒否できるので、ここぞというところで使いたい。

「1」が見つかった人は「2」、「2」が見つかった人は「3」へと進み、こうして先に10枚、1から10の順番ですべて獲得したプレイヤーが勝者となる。連続手番があるので一発逆転も可能。数字が大きくなるにつれて枚数が減っていくことで探しにくくなると同時に、ビハインドを取ったプレイヤーが追いつきやすくなり、さらにあらかたの在り処がわかる終盤は拒否権を使った激しい攻防が繰り広げられる。

1994年版には「4~8歳用」などとされているが、大人でも遊びごたえが十分ある。さすがランドルフである。

Wettflug
ゲームデザイン:A.ランドルフ/イラスト:T.ワイス
ラベンスバーガー(1987年)
2~4人用/5歳以上/20分

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