サニーバードは7月29日、『マーチャンツコーヴ~入江の商人たち~(Merchants Cove)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:J.パク&C.ヴァン・オストランド&D.ヴィラレアル、イラスト:M.ディミトリエフスキ、1~4人用、14歳以上、60~90分、10780円(税込)。
ファイナルフロンティアゲームズ(マケドニア)がキックスターターを経て昨年発売した超非対称型ユーロゲーム。プレイヤーはファンタジー世界を舞台に、入江の商人となって冒険者たちにを相手にお金を稼ぐ。
冒険者たちが船に乗って入江にやってくるので、タイムトラックメカニクスでお店の準備をし、冒険者の色に応じたアイテムを売って収入を得る。3ラウンドで最も多く稼いだ商人が勝利する。
最大の特徴は、商人それぞれが全く異なるマイボードをもち、別々のルールでアクションを行うところ。錬金術師の落ちものパズル、鍛冶屋のダイスマネージメント、船長のルーレットアクション、時間旅行者の変則タイル配置があり、それぞれのメリットとデメリットを考慮して商売しなければならない。
各商人のフィギュアをはじめとする豪華コンポーネントで、ソロモードも充実の欲張りな作品だ。
また、4種の拡張セットも同時発売となる。新たな商人として、ミープルの世話をする『宿屋(The Innkeeper)』、ロール&ライトの『占い師(The Oracle)』、バッグビルド&マンカラの『ドラゴンランチャー(The Dragon Rancher)』が加わり、モジュール式の拡張でソロシナリオが12も入った『秘められし宝箱(The Secret Stash)』でプレイの幅を広げられる。各3080円(税込)。