ケンビルは7月1日、『エイリアン・フロンティア(Alien Frontiers)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:T.ニーマン、イラスト:P.ブルジコウスキ&K.チャクロン&R.グラムス&M.マクスウェル、2~4人用、13歳以上、90分、11880円(税込)。現在、先行販売予約受付中(下記リンクにて)。
エイリアンのテクノロジーを使って惑星を開発するダイスプレイスメント&リソースマネージメントゲームで、オリジナルは2010年にクレバーモジョゲームズ(アメリカ)から発売された。当時、ゴールデンギーク賞で5部門(イノベーティブ、テーマ、ストラテジー、ファミリー、アートワーク)にノミネートされている。
手番には宇宙船ダイス(最初は3個)を振り、出目の条件に合うところに配置する。鉱山で鉱石を獲得し、太陽光から燃料を入手し、これらの資源をつかて新しい宇宙船やコロニーを建造する。宇宙人の技術でさまざまな特殊能力や特殊アクションが可能になり、コロニーのマジョリティで各地域のアドバンテージが得られる。
誰かがコロニーを全て配置したらゲーム終了で、コロニーや支配したエリアの点数、異星人技術カードのボーナスなどを合計して勝利点を競う。勝利点は累積ではなく、エリア支配の変更などで変動するので、勝敗の行方は最後までわからない。
エリアマジョリティが生み出すインタラクションと、個性的な特殊能力・アクションの駆使により、熾烈でドラマチックな惑星開発レースが楽しめる作品だ。