乱高下する相場で採掘『ティナーズ・トレイル』日本語版、6月17日発売

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ケンビルは6月17日、『ティナーズ・トレイル(Tinners’ Trail)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:M.ウォレス、イラスト:O.ヒッカラ、1~5人用、14歳以上、60~90分、6930円(税込)。

オリジナルは2008年、ウォレス氏のプライベートブランドであるウォーフロッグゲームズから発売された作品。『ブリキ工の小径』という邦題もある。今回の日本語版はアレーキャットゲームズ(イギリス)がキックスターターを経て再版した2021年版に基づく。イングランド南西部のコーンウォール州を舞台に、鉱山で銅とスズを採掘して富を築く。

鉱山を競り落とし、タイムトラックのメカニクスで採掘して収入や勝利点を得、地域を開発して採掘の効率を上げる。鉱山の競りでは手番プレイヤーのみが鉱山の中身を知っているためブラフの要素が加えられ、採掘した銅とスズの売却では収益を好きなだけ勝利点に変えられるため、次のラウンドに向けていくら資金を残すかが悩ましい。

ダイスで決まる銅とスズの相場に翻弄されつつ、人夫、船、ポンプ、トンネル、鉄道でじっくり開発し、利益を確保していく戦略性も問われる作品。拡張モジュール「ヒ素」と「海外移住」、1人ルール、2人ルールが加わり、楽しみ方の幅も広がっている。

ケンビル:ティナーズ・トレイル 日本語版(先行販売予約、5月29日まで)

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