アークライトゲームズは1月20日、『タワンティン・スウユ(Tawantinsuyu: The Inca Empire)』日本語版を発売する。ゲームデザイナー・D.トゥルツィ、イラスト・J.ファイタノフスキ&J.スコップ&M.ドルガイ&Z.ウンゲルター&A.ザワダ、1~4人用、14才以上、60~90分、8580円(税込)。
ボード&ダイス社(ポーランド)から昨秋発売された作品。デザイナーは『テケン:太陽のオベリスク』でタッシーニ(イタリア)とコンビを組んだトゥルチ(ハンガリー)。南米で15~16世紀に栄えたインカ帝国を舞台に、タワンティン・スウユ(ケチュア語で「4つの国」)を発展させ、初代皇帝パチャクテクの後継者を目指す。
ワーカープレイスメントで資源(ジャガイモ、トウモロコシ、石、金)を集め、施設を建築する。ワーカーは戦士や職人など5種類あり、それぞれに得意なアクションがあるほか、カードを獲得するなどの特殊能力をもっている。配置の際に対応する神託カードかお金を支払わなければならず、しかも大司祭から離れているほどコストが上がり、配置したマスからつながっている3つのアクションを実行でき、同じ種類のワーカーが隣にいるとアクションが増えるなど、たくさんの要素が加えられている。
ワーカーを配置する以外に、神託カードを引く、軍隊カードを引く、大司祭を移動するというアクションも選択でき、大司祭の移動では建物を稼働させて資源を得るほか、外部の征服や神殿の参拝といった強力なアクションができる。建設やエリアコントロールで勝利点が入り、ワーカーのプールがなくなったらボーナスを加えて勝敗を決める。
没入感を高めるコンポーネント満載のゲーマーズゲーム。女神と競い合うソロゲームも楽しめる。
内容物:ゲーム盤 1枚、早見表 4枚、布袋 1枚、資源 100個、タイル(施設 39枚、織物 35枚、彫像 18枚、資源倍数 4枚、祝祭 1枚、太陽神殿 1枚)、コマ(ワーカー 45個、大司祭 4個)、マーカー(得点 4個、階段 20個、神殿 4個、征服 40個)、カード(神託 42枚、軍隊 30枚)、女神用ボード 1枚、数字トークン 8個、6面体ダイス 1個、属性トークン 2個(カードサイズ:41×63mm)