すばる舎は7月15日、『えんまの宮殿』を発売する。ゲームデザイン・JELLY JELLY GAMES、イラスト・いとうみつる、3~5人用、8歳以上、30分、2970円(税込)。
同社が発行する書籍『キャラ絵で学ぶ! 地獄図鑑』のスピンアウト作品。ゲームデザインにはボードゲームカフェのチェーン店を展開するJELLY JELLY GAMESがあたった。ブラフと計算でえんま大王が選ぶ地獄をできるだけ軽減し、誰よりも多い徳ポイントを獲得して極楽浄土を目指す。
交替で1人のプレイヤーがえんま大王役を務め、ほかのプレイヤーは亡者となる。亡者役のプレイヤーはそれぞれカードを3枚ずつ引いて、そのうち1枚をえんま大王に見せて「申告」。えんま大王役のプレイヤーは申告されたカードをもとに残り2枚を予想して、対応する地獄(等活地獄~阿鼻地獄)にプレイヤーコマを置く。
その後で手札を公開して、えんま大王は予想が当たっていれば得点。亡者は申告の得点などが得点、えんま大王に当てられれば失点となる。えんま大王役を2回ずつ行って合計点を競う。
亡者は悪行を隠蔽して得点を狙うが、えんま大王が浄玻璃の鏡でもう1枚公開させることもあるので注意が必要。一方、正直に申告したのにえんま大王が疑った場合、得点が増えることもある。果たしてえんま大王は騙せるのだろうか?