アークライトゲームズは5月27日、『ディナー・イン・パリ(Dinner in Paris)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・ルトロル、イラスト・A.ボイヤ、2~4人用、10歳以上、40~60分、5800円(税別)。
『キャンディラボ』のファニーフォックス社(フランス)から2020年に発売された作品。パリの広場でテラス席のあるレストランを展開するストラゲジーゲーム。
レストランの開店はセットコレクション。肉、パン、チーズなどの資源を集め、セットができたらレストランを開店。ワインバーやグリル、ピザ屋などを自分のお店としてを広場の周辺に配置する。配置すると得点と収入が入るようになる。
自分のお店ができたら、今度はお店に接するスペースからテラスタイルを配置していく。配置すると収入が増えるほか、特定のエリアにテラスを設置したり、手持ちの目標カードを達成したりして勝利点にもなる。テラスを配置するエリアは全プレイヤー共通で、指定されたエリアでテラスの多い順に得点が入るエリアマジョリティーもある。
開店に必要な資源も、テラスを購入するお金も、レストランの種類によって異なり、利益が小さいながらもスピーディーに得点できる安価なレストランでいくか、利益は大きいけれど時間がかかる高級店に絞るか、戦術が問われる。
お店は立体のコマを用いており、広場の周辺に次々とレストランがオープンにつれて広場はどんどんにぎやかになる。素晴らしいアートデザインが織りなすお洒落な世界観が楽しめる。
内容物:ルールブック×1、メインボード×1、プレイヤーボード×4、資源カード×48、目標カード×24、ハトカード×24、競争カード×8、テラスタイル×248、レストランタイル×72、レストランユニット×18、屋根ユニット×60、スコアシート×1、ステッカーシート×1、キューブ×8