アークライトゲームズは8月27日、『ウシュマル ~マヤの天階神殿~(Uxmal)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・E.プハダス、イラスト・M.メルーシェ、2~4人、10歳以上、25分、4200円(税別)。
オリジナルはブルーオレンジゲームズ(フランス)から2019年に発売された作品。スペイン人デザイナーのプハダスには『四国』などの作品がある。古代マヤの聖地ウシュマルを舞台に、ピラミッドの建設タイルと配下コマをうまく操作し、自分の影響力を高め、神官長の座に上り詰めることを目指す立体タイル配置ゲームだ。
手番にはタイルを配置してピラミッドを建設するか、新しい神官コマを置くか、すでにピラミッドにいる神官コマを移動させるか、神像の祝福か呪いを行う。タイルの配置の向きによるパターンマッチングで神像カードを獲得し、自分が崇めている神像を祝福すると勝利点が増えたり、逆に他のプレイヤーの崇めている神像を呪って勝利点を減らしたりできる。
タイルは足場のある台に置かれ、4×4マス、3×3マス、2×2マスと階段状にピラミッドが形成されていく。ピラミッドが完成した時、勝利点の最も高いプレイヤーが勝者となる。
それぞれのタイルやカードには色使いが美しいイラストが描かれ、立体的に造り上げられる階段状ピラミッドは、ビジュアル的にも機能的にもユニーク。プレイ時間も25分と短いが、ゲーマーは戦略を突き詰めたくなるゲームだ。
内容物:メインボード 1枚、スコアボード 1枚、ウシュマルタイル 29枚、神像タイル 5枚、神像カード 45枚(各種類9枚)、神官コマ 16個(各色4個)、早見表タイル 4枚、ルール説明書 1冊