前回 の続き。
名前はマダないワンシーン(RAMCLEAR)
「落ちたけどまだ大丈夫な上の部分」「失敗したホッチキスの針」などあるあるの事象に名前をつける大喜利系ゲーム。各自が発表して、みんなでどれに採用するか決める。採用数が多かった人が勝ち。短いフレーズでインパクトのあるものが採用されやすいようだ。
制作指揮・ツムキキョウ、イラスト・大伴亮介
1~人用、6歳以上、?分、3300円
怪盗ルパンツ(ココdeナッタ)
場に並んだいろいろなパンツにヒントを出して、狙ったものを取ってもらうゲーム。向かいのプレイヤーは警部で、警部に先に取られてはいけない。ヒントの形式はダイスで指定され、単語や漢字、擬音や川柳などで出す。男女の判別ができるもの、色や柄、一部名称、種類などはNGワード。ヒントは縛りがきついので結構考える。
デザイン&アートワーク・?
4~8人用、12歳以上、20~40分、2035円
DATTO!(42GAMES)
ウサギのトリックテイキング&レースゲーム。2020大阪新作。
マストフォローでトリックを取ったプレイヤーが、同じ色で一番小さい数字だけコマを進める。そのスートで最後の1枚だったら「DATTO!宣言」、手札の枚数分追加で進む。1は9に勝つ「イチキューダッシュ!」で脱兎のごとく進むときがある。リードプレイヤーはコマが一番後ろの人なので、前半にダッシュするとチャンスがめぐってこないこともある。
ゲーム中1回だけパスできる「おひるねカード」の使いどころが悩ましい。同じスートが残り2枚になったところで、それが1と9だと「DATTO!宣言」「イチキューダッシュ!」の両方のチャンスがあって、最後まで勝敗の行方は読めない。
デザイン・?、イラスト・michibata
2~4人用、8歳以上、20分、2530円
マイクロネシア(トイドロップ)
12の島に部族を送り込むダイスゲーム。2017年の作品。
ダイスを3個振って、1個と2個に分け、それぞれの数に対応する島に自分の部族コマを送り込む。各島では最初は1個から、すでにいる場合は1個多く置かなければならない(それまでいたコマは手持ちに戻る)。こうして置かなければいけないコマの数は増えていき、手持ちがなくなったらバーストで脱落。残った人で島の得点を競う。
自分の部族がいる島の出目だと島間で部族コマを行き来でき、1個廃棄すると出目を自由に変えられるので、運の要素をコントロールできる。
ゲームデザイン・蜂須賀敏浩、イラスト・オマナザキ
3~4人用、8歳以上、25分、2000円