ゲームマーケット2020春:新作レポート(3)

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前回 の続き。

名前はマダないワンシーン(RAMCLEAR)

「落ちたけどまだ大丈夫な上の部分」「失敗したホッチキスの針」などあるあるの事象に名前をつける大喜利系ゲーム。各自が発表して、みんなでどれに採用するか決める。採用数が多かった人が勝ち。短いフレーズでインパクトのあるものが採用されやすいようだ。

DATA

制作指揮・ツムキキョウ、イラスト・大伴亮介
1~人用、6歳以上、?分、3300円

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怪盗ルパンツ(ココdeナッタ)

場に並んだいろいろなパンツにヒントを出して、狙ったものを取ってもらうゲーム。向かいのプレイヤーは警部で、警部に先に取られてはいけない。ヒントの形式はダイスで指定され、単語や漢字、擬音や川柳などで出す。男女の判別ができるもの、色や柄、一部名称、種類などはNGワード。ヒントは縛りがきついので結構考える。

DATA

デザイン&アートワーク・?
4~8人用、12歳以上、20~40分、2035円

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DATTO!(42GAMES)

ウサギのトリックテイキング&レースゲーム。2020大阪新作。

マストフォローでトリックを取ったプレイヤーが、同じ色で一番小さい数字だけコマを進める。そのスートで最後の1枚だったら「DATTO!宣言」、手札の枚数分追加で進む。1は9に勝つ「イチキューダッシュ!」で脱兎のごとく進むときがある。リードプレイヤーはコマが一番後ろの人なので、前半にダッシュするとチャンスがめぐってこないこともある。

ゲーム中1回だけパスできる「おひるねカード」の使いどころが悩ましい。同じスートが残り2枚になったところで、それが1と9だと「DATTO!宣言」「イチキューダッシュ!」の両方のチャンスがあって、最後まで勝敗の行方は読めない。

DATA

デザイン・?、イラスト・michibata
2~4人用、8歳以上、20分、2530円

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マイクロネシア(トイドロップ)

12の島に部族を送り込むダイスゲーム。2017年の作品。
ダイスを3個振って、1個と2個に分け、それぞれの数に対応する島に自分の部族コマを送り込む。各島では最初は1個から、すでにいる場合は1個多く置かなければならない(それまでいたコマは手持ちに戻る)。こうして置かなければいけないコマの数は増えていき、手持ちがなくなったらバーストで脱落。残った人で島の得点を競う。

自分の部族がいる島の出目だと島間で部族コマを行き来でき、1個廃棄すると出目を自由に変えられるので、運の要素をコントロールできる。

DATA

ゲームデザイン・蜂須賀敏浩、イラスト・オマナザキ
3~4人用、8歳以上、25分、2000円

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