ニュルンベルクをはじめとするドイツ国内8都市で800人以上のメンバーを擁するボードゲームサークル「アリババ・ボードゲームクラブ(Ali Baba Spieleclub e.V.)」は1月31日、ニュルンベルクにて、2人専用ボードゲームの賞「ドゥアリ(DuAli)」を発表した。今年の大賞にはルックアウトシュピーレの『マンダラ』が選ばれた。
対象となるのは昨年ドイツで新発売となった2人専用ボードゲームで、応募のあった18タイトルをサークルのメンバーが実際にプレイして投票。見栄え10点、ルールブック10点、面白さ30点(50点満点)という配分で点数をつけて合計を比較した。『マンダラ』は41.18点。
「昨年は本当に豊作の年で、面白い候補作がたくさんあった」とクラブ代表のC.ヴァリッシュ氏。2位には『ナーガ・ラージャ 』、3位には『ロクスレイのロビン 』が選ばれた。いずれも日本語版が発売されている。
ドゥアリ賞のこれまでの受賞作は『王と暗殺者』『世界の七不思議デュエル』『ボーナンザ・デュエル』『コードネーム・デュエット』『イムホテップ・デュエル』。名作の2人用リメイクが続いてきたが、今回、第1回以来5年ぶりのオリジナルタイトルとなった。
・Ali Baba Spieleclub e.V.:Mandala gewinnt den DuAli 2020