ドイツ・ボードゲーム出版社協会は28日、ニュルンベルク・シュピールヴァーレンメッセ前に昨年の市場動向を発表した。6年連続で成長しており、昨年は前年比+8%になったという。
特に昨年は大人向けボードゲームとカードゲームが前年比+10%。パーティーゲーム、脱出ゲーム、コンポーネントの豪華なゲーマーズゲームが市場を牽引したと分析。「今日、人々は社会つながりの多くをテジタルに移行しているが、ボードゲームの物理的・身体的なところが依然として大きな役割をもっており、それが印象的なイラストと高品質な用具に反映されている。」
ファミリーゲームは前年比+6%で、キッズゲーム・未就学児向けボードゲームはややマイナス。ニュルンベルク・シュピールヴァーレンメッセでは300社以上のボードゲーム出版社が1000タイトル以上の新作を発表するという。
市場総額については明らかにされていないが、別の統計によれば2018年のドイツボードゲーム市場は5億5千万ユーロだったとされているので、8%増で5億9400万ユーロ(647億円)という計算になる。
・Spielverlage e.V.:Spieleumsatz weiter mit gutem Wachstum