今年度の新作ゲームの人気を占う「プフェファークーヘル(Pfefferkuchel)」の結果が27日、ドイツのボードゲーム情報サイトにて報告された。
「プフェファークーヘル」は、イースターの休日を利用して約400名の参加者がホテルに集まり、1週間ボードゲームを遊ぶイベント。参加者は気に入ったゲームを3つまで挙げ、これに上から3,2,1点として集計している。このランキングで上位だったゲームが秋に発表されるドイツゲーム賞に入りやすく、予備投票に近いものとして注目される。
今年の一番人気は『深い谷の酒場』。『クアックザルバー』に続いてヴァルシュがシュミットシュピーレから発表したダイスドラフトゲームで国内未発売。2位は僅差でベルギーの協力ワードゲーム『ジャストワン』、3位は日本語版も出ているイタリアの戦略ダイスゲーム『ニュートン』。
10位以下は次の通り。昨年は1位の『アズール』をはじめ、この投票で10位以内に入った作品のうち5タイトルがドイツゲーム賞でも10位以内に入っている。
【プフェファークーヘル2019】
1位:深い谷の酒場(Die Tavernen im tiefen Thal/シュミットシュピーレ)135点
2位:ジャストワン(Just One/ルポ)131点
3位:ニュートン(Newton/クラニオ)112点
4位:ハダラ(Hadara/ハンス)100点
5位:クラウン・オブ・エマラ(Crown of Emara/ペガサス)81点
6位:ウィングスパン(Flügelschlag/ストーンマイヤー)78点
7位:ディズル(Dizzle/シュミット)55点
7位:ギズモ(Gizmos/ギズモ)55点
9位:チューダー(Tudor/コラクス)54点
10位:コインブラ(Coimbra/エッガート)37点
・Brettspielbox:Pfefferkuchel – Oberhof 2019