ボスの財布を漁る!『ウォレット』日本語版、5月中旬発売

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

walletJ.jpgホビージャパンは5月中旬、ロシア発のパーティーゲーム『ウォレット(Wallet)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・W.&M.フォール、イラスト・O.ドミトリエンコ、2~7人用、8歳以上、15~30分、2800円(税別)。

本物の財布が入ったカードゲーム。財布の中身をやり取りして、有罪にならないようにしつつ出来るだけ価値のあるものをくすねとるセットコレクションとブラフゲームで、オリジナルはライフスタイル社(ロシア)から2017年に発売された。作者は『スプラッシュ!』『ターゲット』などの作品があるフランス人デザイナー・フォール夫妻。

マフィアのボスが主催するバースデーパーティーに警察が乗り込み、ボスは自家用ヘリで逃走した。そのときに落としていった高価な財布をめぐってパーティーの参加者でゲームが始まる。ウォレットの中身はIDカード、現金、ジュエリーなど。警察の目を逃れて一番多くお金を手にするのは誰か?

カードは手札と財布の両方にある。手番にできることは、財布からカードを1枚取って手札に入れるか、手札から財布に1枚入れるか、金でIDを買うかのいずれか。各ラウンドの終了時、IDが1枚だけで、所持金が500までなら警察に怪しまれない。またIDによって集めるものや制限が変わる。そこでほかのプレイヤーのIDを推理しつつ、時間までに自分の手札の中のIDを都合よいものに整理し、イベントカードで出し抜き、そして、なるべく金目の物を懐に入れることを目指す。

警察が迫る中、本物のサイフからカードを抜きだす臨場感や、背徳感が楽しいパーティーゲームだ。

内容物 メインカード80枚、追加のIDカード5枚、特殊カード15枚、砂時計カード6枚、早見表カード7枚、勝利点トークン37個、コイン7枚、ウォレット1つほか