アークライトは2月15日、『コロッセウム(Die Baumeister des Colosseum)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・K.J.ヴレーデ、イラスト・M.メンツェル、2~4人用、10歳以上、30~45分、3500円(税別)。
『カルカソンヌ』のヴレーデがデザインし、2016年にシュミット社(ドイツ)から発売された作品。日本ではメビウスゲームズが『コロッセオ』という邦題で輸入版を取り扱っている。ローマのコロッセウム建設に貢献し、勝利点を競う。
プレイヤーは建築士となり、皆で巨大なコロッセウムの完成を目指す。手番には事業を推進する執政官コマを移動させ、移動先のマスに従って地形タイルを取り、そこから資源カードを獲得し、地形の決算を行ったり、コロッセウムの建設を行ったりする。建設では指示されたカードを支払い、タイルをボードに差し込んで得点を得る。資源を揃えるには、手札の上限を増やしておくことも必要になるだろう。
リソースマネージメントとセットコレクションの中量級ボードゲーム。チャリオットに乗った木製コマや、箱の上に楕円状にだんだんとできあがっていく立体のコロッセウムが見ものだ。
内容物:建築エリアボード1枚、バリアントトークン3枚、ゲーム盤1枚、勝利点チップ81枚、壁タイル20枚、移動力コマ4個、初期領地タイル4枚、キャンプタイル16枚、執政官コマ1個、資源カード72枚、領地タイル58枚(※カードサイズ:44×68mm)