ホビージャパンは10月下旬、ラヴクラフトの怪奇小説を舞台にした協力型ボードゲーム『狂気山脈(Mountains of Madness)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:R.ダヴィオー、イラスト・M.コワンブラ、3~5人用、12歳以上、約60分、5,000円(税別)。
クトゥルフ神話で知られるH.P.ラヴクラフトの怪奇小説『狂気の山脈にて』を題材にして今秋、イエロ社(フランス)がリリースする作品。デザインは『丘の上の裏切り者の館』や『パンデミック・レガシー』のR.ダヴィオー。プレイヤーは異文明の遺跡に迷い込んだ南極探検隊のメンバーとなり、呪われし地から脱出することを目指す。
自分が持つカードに記された装備品を使用し、限られた時間の中、力を合わせて恐るべき試練を克服していく。克服に成功しなかった場合には怪我を負ったり、正気を失ったりしてしまう。山頂に近づくほど狂気は深刻になり、互いにコミュニケーションをとることがより困難になっていく。
脱出に成功したらゲーム終了で、負傷よりも多くの遺物カード(標本、遺跡、知識)を持っていれば成功となる。ただ生き延びるだけでなく、成果も遺さなければならないのだ。
内容物 山脈ボード1枚、プレイヤーボード5枚、狂気カード60枚、飛行機コマ1個、砂時計1個、リーダーシップ・トークン6個、ペナルティ・ダイス1個、タイル類36枚、犬ぞりボード1枚、トークン類11個、カード類74枚、ルールほか