アークライトは4月28日、クトゥルフ神話がテーマのフランスのカードゲーム『ポケット・マッドネス(Pocket Madness)』日本語版を発売する。デザイン・B.カタラ&L.モーブロン、イラスト・M.ルセンヌ、2~4人用、8歳以上、30分、2000円(税別)。
オリジナルはファンフォージ社(フランス)から2016年に発売された作品。『Mr.ジャック』『プゥー』『ダイス・スター』など、短時間でも遊びごたえのあるボードゲームを発表してきたフランス人コンビがデザインした。
このゲームでプレイヤーは古き神々の崇拝者となり、信憑性のありそうな噂話をもとに、不穏な空気が漂う場所を調査し、古き神々にたどり着くことを目指す。謎を解く鍵を揃えることができれば、古き神々のもとへと向かうゲートが開かれるだろう。しかし、人智の理解をはるかに超える力を持つ者たちの前に、一歩間違えれば、狂気に彷徨うことになる。できるだけ長く正気を保って勝者になるのは誰だろうか。
手番には場札からカードを取るか、同じ種類のカードを出してゲートを開き特殊能力を手に入れるか、数字の高いカードを捨ててほかのプレイヤーに狂気トークンを取らせるかの三択。誰かの手札か場札がなくなるとラウンド終了で、残った手札に応じて狂気トークンが授受される。こうして誰かの狂気トークンが10枚以上になったらゲーム終了で、狂気トークンの少ないプレイヤーが勝利する。
特殊能力はゲームに逆転をもたらし、正気の瀬戸際をめぐってスリルある展開が楽しめるだろう。
内容物:場所カード63枚、ゲートカード7枚、狂気トークン40個、説明書1冊(カードサイズ:70×120mm)