テンデイズゲームズは5月5日、風変わりなデッキを使ったカードゲーム『ペアーズ(Pairs)』日本語版を発売する。デザイン・J.アーネストほか、2~8人用、15分。5つのデッキが同時発売され、各デッキ1500円、5デッキセット・コレクションボックス付きで6000円(税別)。
オリジナルはチーパスゲームズ(アメリカ)から2014年に発売された作品。デッキごとにアートワークが異なる。クラウドファンディング「Kickstarter」において大成功を収め、現在15種類のデッキが発売されるに至った。
どのデッキも1が1枚、2が2枚、3が3枚…という構成で10までのカードがあり、基本ルールは同じ。アートワークが異なり、そのアートワークに応じた選択ルールが入っている。
基本ゲームでは、誰か1人の場にペアができるか降りるまで、順番にカードを受け取っていく。ペアができるか、降りると得点が入り、最初に決められた点数を得たプレイヤーが敗者となる。勝者はおらず、敗者を1人だけ決めるゲームだ。
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日本語版では英語版からの2種類「フルーツデッキ」「ゴブリンデッキ」に加え、オリジナルデザイン3種類のデッキを制作。合計5つのデッキが発売されることになった。日本語版オリジナルのデッキは漫画家・イラストレーターの萩岩睦美さんによる「リトルバードデッキ」、切り絵作家のタナカマコトさんによる「ファニーハッターデッキ」、数々のボードゲームでアートワークを手掛けるタンサンファブリークによる「ボールゲームデッキ」で、それぞれ川崎晋氏(カワサキファクトリー)、新澤大樹氏(倦怠期)、タンサンファブリークによる選択ルールが付属する。
斬新なアイデアに定評があるチーパスゲームズを、さらに斬新にローカライズした意欲的な日本語版だ。
・テンデイズゲームズ:ペアーズ日本語版
「ペアーズ日本語版」は、ゲームマーケット2016春で、発売予定!各1500円、5個まとめてお買い上げで2割引の6000円です。よろしくお願いします! pic.twitter.com/OcVPzyXttJ
— タナカ マコト (@tanakama) 2016年4月12日