アークライトは5月12日、スコットランドの部族争いをテーマにしたアメリカのカードゲーム『ロード・オブ・スコットランド(Lords of Scotland)』日本語版を発売する。R.ジェームズ作、2~5人用、13歳以上、30分、2300円(税別)。
2010年にズィーマンゲームズから発売され、昨年リメイクされた作品。スコットランドで空位になった盟主の座を巡り、多数の部族が争う。配下の部族を召集して戦い、力を示して友好部族を味方につけ、王座を狙う。
カードのデータは数字と色、そしてたった9種類しかない「一行カード能力」だけ。また手番にはカードを取るか、自分の前に出すかという選択しかない。しかし自分の前に出すときには、表か裏を選ぶことができ、表にして出せば能力を使えるが戦力がほかのプレイヤーに知られてしまうのが悩ましい。ラウンドの最後にカードを全て公開して戦力の多いプレイヤーがポイントを得る。
カードの能力には、ほかのプレイヤーのカードと交換したり、戦力をコピーしたりと、シンプルながら戦術と駆け引きが生まれる仕掛けになっている。独特な油絵調のイラストも見ものだ。
・アークライトゲームズ:ロード・オブ・スコットランド