テンデイズゲームズは11月22日、ゲームマーケット2015秋を皮切りに、スイスのコミュニケーションゲーム『私の世界の見方(Wie ich die Welt sehe…)』日本版を発売する。U.ホシュテトラー作、イラスト・森木ノ子、2~9人用、10歳以上、30分、3780円(税込)。
オリジナルはファタモルガーナ社(スイス)から2004年に発売された作品。ドイツ年間ゲーム大賞推薦リスト、アラカルトカードゲーム賞3位を受賞している。
親がお題カードを読み、ほかの人がそのお題の空欄にふさわしいと思う単語カードを出す。全員が出した単語カードを混ぜ、さらに山札から1枚を加えて読み上げ、親が気に入ったものを1つ選ぶ。選ばれた人が得点して、規定得点を取ったプレイヤーが勝利する。山札から加えられた1枚を選んでしまうと、親は失点になってしまうので、あまりに突飛なものは選べない。
類似の作品としては、日本版も発売された『アップルトゥアップル』(1999年)もあるが、お題カードと単語カードに多義性と深みがあり、輸入版(ドイツ語のカードにラベル貼付)が国内でも広く遊ばれてきた。
日本版は、2012年夏の発売予定から3年越しで完成。その間、2回にわたってお題アイデアコンテストが行われ、日本ならではの楽しい作品が全国から寄せられた。その成果でオリジナルを超える180のお題と、日本人にお馴染みの単語が多数入っている。合計約500枚のカードで末永く遊べる作品。満を持しての登場だ。