ドイツで一般向けボードゲーム専門誌創刊

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ドイツのボードゲーム専門誌『シュピールボックス』を刊行しているノストハイデ社は28日、第2のボードゲーム専門誌『シュピール・ドッホ!(Spiel Doch!)』を発刊する。年2回刊行、3.90ユーロ(530円)。一般向けの雑誌で、駅売店などで販売される。
ドイツの世論調査によれば、昨年1年間、頻繁にボードゲームを遊んだ14歳以上のドイツ人は530万人、時折遊んだ人は3420万人に上った。しかし3100万人が全く遊んでおらず、「巨大な潜在需要がある」と見る。そこでボードゲームに興味はあるけれども詳しくないという人、たまにしか遊ばない人をターゲットに発刊されることになった。創刊号は3万部を発行する。雑誌名は「ちょっと遊んでみてよ!」ぐらいの意味。
編集長はU.バルチ氏。『フェアプレイ』を経て『シュピールボックス』に移籍したボードゲームジャーナリストで、ドイツ年間ゲーム大賞の審査委員も務めている。
創刊号の記事は、プロバスケットボール選手D.ノヴィツキー氏のインタビュー、ドイツ年間ゲーム大賞の裏側、『カタンの開拓者』の歴史、カナダ・トロントのボードゲームカフェの紹介などのほか、レビューとして『コルト・エクスプレス』、『街コロ』、『ザ・ゲーム』、『パッチワーク』、『レミング』、『ブルームサービス』、『スカルキング』、『ルーニークエスト』、『クレージーココナッツ』、『スピードカップス』、『私の世界の見方』、『ラブレター』、『ビースティバー』などを取り上げる。付録には『ビースティバー』の追加カード「タスマニアデビル」が付く。
『シュピールボックス』には英語版があるが、『シュピール・ドッホ!』は現在のところドイツ語のみ。日本からも通販で購入できる。
Spiel Doch

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