つくろうオリジナルいろは唄
巻物状のコンポーネントを広げると、そこは平安の世界。五十音カードを組み合わせて、オリジナルいろは唄を作るワードゲームが『いろは』だ。大阪の同人サークルたなごころの作品。同じ文字は二度と使えないから注意!
手札と場札の文字を組み合わせて、言葉を作る。いろはの表で使った文字にはおはじきを置く。おはじきは最後に得点になるからできるだけ長い言葉をつくろう。一句(「いろは」「にほへと」)や一行(「いろはにほへと」)をコンプリートすれば得点が上がる。
作った言葉は順番にもう1つの巻物の上に並べられる。今回出来上がった句は「終日(ひねもす)部屋は」「舐めても魔性あほくさい」など。巻物の上に墨書が並んでいるためか、和歌のように見えてくるのが面白い(何か卑猥な感じがするのは気のせいだろうか)。
最後の一列「ゑひもせす」をコンプリートした私の勝利。一句・一列コンプリートを目指すために使わなければいけない文字があって、無理やり作ったような言葉になるのもまた一興である。
いろは
たなごころ(2012年)
2~4人用/15~30分
絶版・再版待ち