アークライトは10月12日、大都市開発タイルゲーム『シティビルダー(Suburbia)』日本語版を発売する。T.アルスパッチ作、1~4人用、8歳以上、90分、4620円。
自分の街を、人口の多い大都市へ発展させることを競い合う街づくりゲーム。プレイヤーは市長となり、自分の街にさまざまな施設を配置して、100万人が住む大都市を目指す。『蒸気の時代』の拡張セットをデザインしているT.アルスパッチが昨年の秋に発表した作品。オリジナルはベジエゲームズ(アメリカ)で、各国の注目度が高く、ルックアウトゲームズ(ドイツ)、イスタリゲームズ(フランス)などから各国語版が発売されている。今年のメンサセレクトでは、300人の会員によってベスト5タイトルに選ばれた。
街の規模には「人口」「収入」「評価」の3つの基準があり、人口を増やすためにはほかの2つもバランスよく上げていかなければならない。六角形タイルで表される施設は「コンビニ」「ホテル」「カジノ」といった商業施設や、「高速道路」「民間空港」などの交通インフラ施設までさまざまな種類があり、後半になるにつれて高価で強力になっていく。組み合わせや並べ方によってコンボを作り、より機能的な街に発展できるかが市長の腕の見せ所だ。自分の街を自由にデザインできる楽しさに加え、工業都市や緑化都市など、毎ゲームにさまざまな街にできる自由度がポイントだ。
・アークライトゲームズ:シティビルダー完全日本語版