第1回東京ドイツゲーム賞に『枯山水』

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テンデイズゲームズ(三鷹)とニューゲームズオーダー(立川)は7月29日、第1回東京ドイツゲーム賞の最終審査結果を発表した。二次審査を通過した5タイトルから、実際のプレイと激論の末、『枯山水』(山田空太 / imagene GAMES)が大賞に選ばれた。
運とスキルのバランス、テーマ性とイラスト、シンプルなルールと豊かなゲーム性を備えた90年代のドイツゲームを目指し、昨年暮れから始まったゲームデザインコンテスト。主催者の予想を上回る61タイトルの応募があり、予定から3ヶ月遅れての発表となった。
一次審査を通過した20タイトルが二次審査にかけられ、5タイトルが最終選考に残った。実際のプレイにはテンデイズゲームズの田中誠店長、B2Fゲームズの吉田恒平店長、ゲームデザイナーの澤田大樹氏、同じくゲームデザイナーの藤原快氏が参加。どの作品も甲乙つけがたかった様子で、その後には激論が繰り広げられた。
日本らしい世界観、ルールの直感的な分かりやすさ、商業性など多角的に検討を行った結果、大賞には『枯山水』、テンデイズゲームズ特別賞には『Bot Bid』、ニューゲームズオーダー特別賞には『曼荼羅』が選ばれた。
『枯山水』はタイルと本物の石を配置して美しい日本庭園を作るボードゲーム。作者の山田空太氏(imagine GAMES)には賞金として20万円が贈られるほか、製品化がこれから進められる予定。山田氏はゲームマーケット2013春で『ポストマンレース』という作品を発表している。
ニューゲームズオーダー:東京ドイツゲーム賞
とにかくボードゲームをほめる:東京ドイツゲーム賞大賞受賞のご報告(作者のページ)

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