ポルトガルのボードゲームサイト「シュピール・ポルトガル」は8月5日、2012年のポルトガル年間ゲーム大賞(Jogo do Ano)を発表した。5タイトルの最終候補から、審査委員会の投票でイギリスの『キーフラワー(Keyflower)』が選ばれた。
ポルトガル年間ゲーム大賞は2006年からスタートし、7回目を迎える。サイトのメンバーが10タイトルの新作を挙げ、その中から最終候補を5タイトルに絞って投票にかけられる。コンポーネント、テーマ、システム、繰り返しプレイする価値、インタラクション、総合的な楽しさの6項目で審査され、ベストゲームが決まる仕組み。過去には『トロワ』『アグリコラ』『ブラス』『祈り働け』などのゲーマーズゲームが選ばれている。
『キーフラワー』は昨秋のエッセン・シュピールで発売され、スカウトアクションで1位になるなど人気を集める作品の一つ。作者の1人であるR.ブリーズ氏は、ノミネートリストから分かる通り良作が多かった今年選ばれたことを喜び、今秋に拡張セット『農夫たち(The Farmers)』を発売することを明らかにした。ポルトガル年間ゲーム賞からは、恒例の授賞したゲームをあしらった美しいトロフィーを授与される。
【ポルトガル年間ゲーム大賞2012】
大賞:キーフラワー(Keyflower / S.ブリースデイル、R.ブリーズ / R&Dゲームズ)
ノミネート:アンドロイド:ネットランナー、銀杏都市、テラミスティカ、ツォルキン:マヤ神聖暦
・Spiel Portugal:Jogo do Ano 2012 – Vencedor
・Spiel Portugal:Jogo do Ano 2012 – Nomeados
・TGiWレビュー:キーフラワー